モンキーのキーをOFFにしても、エンジンが止まらなくなってしまいました…。これってキーシリンダーの故障が原因なんでしょうか?
先日、このような質問を頂きました。
そこでこの記事では、モンキーのキー(鍵)をOFFにしてもエンジンが止まらない原因について紹介していきます。また、その際応急処置としてエンジンを切る方法も合わせて紹介します。
【モンキー】キーをOFFにしてもエンジンが止まらない原因
モンキーのキーをOFFにしているのに、エンジンが止まらない原因は以下の3つが考えられます。
- キーシリンダーの故障
- アース不良
- エンジン停止線のトラブル
1つは単純にキーシリンダーが配線の断線、ショート等による接触トラブルを起こしたり、スイッチ部分の故障。
6Vモンキーであれば、ポイント点火を採用しているため、キーOFFの状態でキーシリンダーをアースに落としてエンジンをストップするため、(確かそうだったと思う。)アース不良でエンジンが止まらない現象が起こります。(高校生の時に友人のバイクがこれでエンジンが止まらない現象になっていたような…。)
- アース線の接続箇所の確認
- ボディーアース接続部分の錆を確認
そして、12Vモンキー(CDI点火)の場合、キーシリンダーとCDIを繋ぐエンジン停止線がありますので、そちらの接続箇所を確認してみて下さい。(黒/白の線がキーシリンダーとCDIを繋ぐ配線です。)
キーシリンダー以外でエンジンを止める方法
キーをOFFにしても、エンジンが止まらない場合は以下の方法でエンジンを止めることが可能です。
- マフラーの出口を塞ぐ
- キャブレターの口を塞ぐ
- 燃料コックをOFFにしてアイドリングを続ける
- プラスコードを外す
- イグニッションコイルのカプラーを外す
ここに挙げた方法が全てではありませんが、手っ取り早くエンジンを止める方法としては、この中の好きな方法を選択したら良いかと思います。
プラグキャップを引き抜くのは、痺れて痛い思いするかもしれないので、自分ならやりませんけど…。(もしやるなら注意して下さい。お勧めはしない。)
まとめ
モンキーのキーをOFFにしても、エンジンが止まらない症状はそれほど多いものではありませんが、車体が古くなってくると、そのようなトラブルが起きても不思議ではありません。
6Vモンキーであれば、アース不良が怪しい。12Vモンキーの場合は、CDI点火になるので、アース不良ではなくキーシリンダーとCDIを繋ぐエンジン停止線(黒/白)の線を確認してみて下さい。
それでも改善しない場合は、キーシリンダーそのものが壊れれているかも。社外品だと特に。
余談ですが、先日作成したモンキーには社外の安いキーシリンダーを使用しましたけど、今のところそのようなトラブルは出ておりません。
これ↓使ってます。
それでは。
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