ムーヴコンテに車高調を取り付けようと思っているのですが、タントの車高調は取り付け出来ますか?
度々この手の流用に関する質問を頂くことが多く…
先日、ムーヴコンテの足回りを触る機会がありましたので、ついでにムーヴコンテの足回り流用について紹介していきます。
【ムーヴコンテ(L575S)】足回りの流用まとめ
基本的に同年式のダイハツ車であれば、一通り足回りの流用が可能です。
- L375S・LA600S(タント)
- L175S・LA100S(ムーヴ)
- L275S・LA250S(ミラ)
- L675S(ミラココア)
- LA700S(ウェイク)
- LA800S(ムーヴキャンバス)
この上の型式の車であれば、同年式になりますので、まるっきり同じ足回りを使用しているため、足回りの流用が可能です。(LA型は1つ新しいモデルになりますが、ここでの足回り変更はなかったため、年式を跨いで流用が可能です。)
※LA型の車高調を流用すると、車高が変わるという話も耳にしたことがありますが、ここに関しては、まだ実際にやったことがないので、不明です。
車高調はもちろん、リアのアクスルやロアアームに関しても、同様に流用することが可能です。
こちらのムーヴコンテは、L175ムーヴに組み付けていた足回りを一式そのまま組み付けております。
あくまでもここで流用可能と言っているのは、部品がそのまま取り付け出来るか否かの話です。(アクスルやロアアームは完全に共通部品)
ショックアブソーバーの取り付け部分の寸法はもちろん、ブレーキホースやABSセンサーの固定箇所もまるっきり同じです。
車高調に関しては、乗り心地の悪化や車高の変化が現れる場合もありますので、自己責任で…。
○50系の足回りは流用不可
同じムーブやタント、ミラで合ってもL150やL350と言った1つ前の年式のダイハツ車の場合は、サスペンション周りに変更があったため、取り付け出来ません。
フロントに関しては、取り付け自体は出来るには出来るですが、車高が極端に変わったりアッパーマウントの取り付け向きが変わったりと弊害も多いです。
リアは上側の取り付け方法が異なるので、取り付け出来ません。(ポン付けは絶対無理。)
そこだけ注意です。
まとめ
ムーヴコンテに使用する足回りを探す際には、ムーブコンテ用で探すよりもタント(L375S)やムーヴ(L175S)用で探した方が、効率よく部品を探すことが可能かと思います。
共通のフレーム、サスペンションを使用しておりますので、取り付け自体は問題なく出来ます。
ちゃんとしたメーカーが作っている車高調だと、車種ごとの車重に合わせてサスペンションの中身を変えているかと思いますので、多少の乗り心地に影響が出る恐れもあるかとは思いますが…。
タントやムーヴであれば、それもほとんど気にならないかと思います。
それでは。
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