先日、友人よりムーヴコンテの足回り組み付けを頼まれて、一通り足回りの組み付け作業を行いました。
ガレージジャッキを使用する時、ムーヴコンテはどこにジャッキを掛ければいいの?
そんな人のためにムーヴコンテ(L575S)のジャッキアップポイントについて紹介していきます。
ムーヴコンテのジャッキアップポイント
車載ジャッキではなく、ガレージジャッキを使用する際のムーヴコンテのジャッキアップポイントについて、フロントとリアそれぞれ順番に紹介していきます。
- フロント
- リア
フロント
ガレージジャッキを使用してフロントをジャッキアップする際には、サスペンションメンバーの中心(やや助手席より)の、エンジンマウントの固定箇所の真下がジャッキアップポイントになります。
マウントを固定しているブラケット部分の真下が少し丸く出っぱっているのですぐに分かると思います。
ここでジャッキアップしてやれば、左右のタイヤを一度に持ち上げることが可能です。
ただ、場所が奥まった場所にあるため、使用するジャッキによっては、上手くジャッキアップ出来ない場合もあります。その際には、ロアアームの取り付け部分の真下部分でもジャッキアップ可能です。
ここも丸く突起になっているので、見たらすぐに分かります。ここなら、バンパーから近いところにあるため、どんなジャッキでも容易にアクセス可能です。
ただ、こちらでジャッキアップする際には、方輪ずつリジットラックを掛けることになります。
リア
リアのジャッキアップポイントは、リアバンパーから少し内側に入ったところにある、牽引フックがジャッキアップポイントになっています。
画像でも確認できますが、バンパーのすぐ近くに牽引フックがあるので、アクセスしやすいですね。
ちなみにアクスルにジャッキを掛けるのはやめておいた方が良いと思います。たまにアクスルにジャッキを掛けている方がいますが、メーカー側もここではジャッキアップをしないようにとのことです。(4WDだと話が変わってくるケースも多いですが…。)
結構簡単に曲がる恐れがあります。
リジットラックを掛ける場所
リジットラック(ウマ)を掛ける場所は、サイドのジャッキアップポイント(車載ジャッキ用)に掛けるのが最も無難です。
フレームのミミを確認すると、ジャッキアップポイント部分に切掛けがありますので、2つの切掛け部分がリジットラックを掛けて良い場所です。
少しぐらいズレても問題ありませんが、なるべく真ん中に掛けることをお勧めします。外見からは分かりませんが、内側に補強が入っています。
サイドのジャッキアップポイント以外にリジットラックを掛けたい人は、こちらの記事を参考にしてみて下さい。
まとめ
ガレージジャッキを使用して、ムーヴコンテをジャッキアップする際には…
- フロント サスペンションメンバー(マウントの下)
- リア 牽引フック
この2箇所が指定されているジャッキアップポイントです。
当然、他にもジャッキアップ可能な場所はありますが、取扱説明書に記載があり指定されているポイントは上記2点になります。
それでは。
▪️関連記事はこちら