乗っている車には、アイドリングストップ機能が付いているんだけど、アイドリングストップさせたくないから、機能を解除したい…。だけど、わざわざお金を払ってキャンセラーを買うのはちょっと…。
このような悩みを持たれるユーザーさんも珍しくありません。たまに友人からアイドリングストップを解除したいんだけど。と連絡があることもあるぐらい。
そこでこの記事では、キャンセラーを使用せずにアイドリングストップを解除する超簡単な方法について紹介していきます。
ボンネットの中にあるカプラーを1つ外すだけなので、お金も手間も不要です。
キャンセラー無しでアイドリングストップを解除する方法
キャンセラーを使用しないと、アイドリングストップは解除できないと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、ボンネットのキャッチ部分に取り付けされているカプラーを取り外すだけで、アイドリングストップ機能を解除することが可能です。
全ての車種で必ずとまでは言い切りませんが(そんな確認してないので…)大概の車はこれでだけで、アイドリングストップ機能を解除出来ちゃいます。
ボンネットのキャッチ部分には、ボンネットが閉まっているか開いているかを確認するためのセンサーがあります。このカプラーを抜くことによって、車はボンネットの開閉状態が分からなくなる(ボンネットが開いていると認知する)ため、アイドリングストップ機能が効かなくなります。
これは、ボンネットが開いている状態時には、車がアイドリングストップをしない作りになっているためです。(ボンネットを開けてエンジンを掛けながら整備や異常の確認をするような場面で、アイドリングストップをしてしまうと、作業の妨げになるからかと思います。)
もし仮にここのカプラーを外して、アイドリングストップ機能を解除する場合は、抜いたカプラーが宙ぶらりんにならぬよう、どこかに固定しておくことをお勧めします。タイラップ等を使用して。
2つの注意点がある
わざわざお金を払ってキャンセラーを購入しなくても、ボンネットの開閉センサーに取り付けられているカプラーを抜いてやるだけで、アイドリングストップ機能の解除が可能なのですが、2点だけ注意点があります。
- ボンネットの警告灯がメーター内に点灯する
- イモビライザーが効かなくなる
車によっては、ボンネットが開いた状態だとメーターパネル内に、ボンネットが開いていることを知らせる警告ランプが点灯します。そのランプが常時点灯している状態でも良いというのであれば、話は別ですが、このような車の場合は、おとなしくキャンセラーの使用をお勧めします。
過去に僕自身が乗っていた車だと、ミニクーパーはボンネットの警告灯がありました。
もう1つの注意点は、ボンネットの開閉センサーのカプラーを外してしまうと、イモビライザーが効かなくなる場合があります。これは車によっても変わるかもしれませんが、これは1つ頭に入れておくことをお勧めします。
確認方法は、窓を全開に開けた状態で、外からスマートキーで施錠し窓から手を入れ、内側からドアロックを解除した際にブザー音が鳴るか否かで確認可能です。
イモビライザーに関しては、個人的にはなくても何も差し支えないかな〜。と思いますが、人によってはそれが嫌だ。という方もいらっしゃるかと思いますので、念の為お伝えしておきます。
まとめ
最近の車には当たり前のようにアイドリングストップ機能を搭載した車が目立ちますが、アイドリングストップ機能を解除したい。というユーザーさんも非常に多いのが現実です。
この場合、キャンセラーを購入しても良いですが….。
こんなことに1円たりとも掛けたくない。
そんな方はボンネット内にある開閉センサーに刺さっているカプラーを抜くことで、キャンセラー代金を使うことなく、アイドリングストップ機能を解除することが可能です。カプラーを再度差し込んでやれば、またアイドリングストップするようになりますよ。
それでは。
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