ムーヴのシフトパターンのランプが点滅しているんだけど、これって問題ないのかな?何が悪い?
先日、ムーヴに乗っている友人よりこんな質問を受けました。
そこでこの記事では、ダイハツのムーヴ(L175S)やタント(L375S)にありがちな、シフトゲージランプの点滅原因について、整備士の方から聞いた話を元に紹介していきます。
【ダイハツ】タントやムーヴのシフトゲージランプが点滅する原因
EFエンジンを搭載した、ダイハツ車によく起こるシフトゲージの点滅が発生する原因ですが、1つではありませんが、多くの場合ATからの信号が正しく入力されていないことが多いとのことでした。
基本的には、ミッショントラブルというよりは、センサーのトラブルでDランプが点滅したり、Pランプが点滅したりします。(もちろん、ミッションが故障しているケースもあるとは思いますが…。)
シフトのランプは点滅しているけれども、特にこれまで通りの走りが出来ている。というケースに関しては、以下のどこかにシフトパターンの点滅原因があるかと思います。
- コネクターの短絡
- ATコンピューターの故障
- ミッションのセンサーの故障
- ECUのヒューズ切れ
助手席部分のドアから雨水が侵入して、助手席足元にあるカプラーが水によって錆が発生し、接触不良を起こしているケースも何台か見とことがあるとの話を耳にしました。
ECUのヒューズが切れているケースでも、シフトゲージのPとDが両方点滅して入庫してきたムーヴを見たことがあるそうですが、そのケースに関しては、シフトの変則ショックが非常に大きく、アクセルを踏んでも全然加速しない等の、走行に支障が出る不具合があるそうです。
放置して乗っていても問題ない?
シフトのDランプやPランプが点滅している状態であっても、特に問題なく走行出来ている車両に関しては、そのまま走行していても、何が壊れるとことは無さそうです。
以前、友人が乗っていたL375(タントカスタム)でも、この症状が出ておりましたが、1年以上放置して乗っておりましたが、特にこれと言ったトラブルは無し。
初めのころは、メーターを見るとチャカチャカしているので、目障りだったけども、すぐに慣れて気にならなくなった。とのこと。
そのまま走行していて、何かトラブルが起きても責任は取りませんけど、何台か点滅を気にせず乗っている方を見たことがあり、トラブルが起きている様子もないので、問題ないかな。と思います。
上のL175ムーヴも最近から、Dランプが点滅しているとのことです。気まぐれで点滅しなくなったり、点滅したりするみたいなので、おそらく何かセンサー類の接触不良かと思われますね…。放置して乗っております。
まとめ
ダイハツ車によくあるシフトゲージランプの点滅原因は、ミッションからの信号が正しく車体側に入力されていないケースが多いです。
色々と車体によって原因が異なるため、一概にこの症状だけでここが悪いとは言えないようですが、知り合いの整備士の方に聞いたこれまで見てきた車両の原因は、本文中でもお伝えした以下の内容です。
- コネクターの短絡
- ATコンピューターの故障
- ミッションのセンサーの故障
- ECUのヒューズ切れ
そのまま、無視して乗ることを推奨はしませんけど、特に走行に問題が発生していないのであれば、とりあえずそのまま走行していても、出先で問題が出るケースは稀かと思います。
変則ショックが大きかったり、(PレンジからDレンジに入れる際に、大きな衝撃を感じるなど)車が加速しないなどの症状が出ている場合は、一刻も早く車屋さんに修理を依頼することをお勧めします。
それでは。
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