車を購入した際から、ドライブシャフトのシール部分から、ミッションオイルが漏れており、シールの交換をする予定でいたのですが、面倒になってきたのでミッションパワーシールドを投入して様子を見ることに。
そこでこの記事では、ミッションパワーシールドの入れ方について紹介していきます。
入れる量はどのぐらい?
ミッションパワーシールドの投入量は、オイル全量の5%になります。
今回投入した車のミッションオイルは、全量が2Lちょっとになりますので、100mlがメーカー指定の投入量になります。
多少多めに投入してますが、特に異常無し。(規定量は守ることをお勧めしますけど…。)
ミッションパワーシールドの入れ方
ミッションパワーシールドの入れ方としては、オイル交換をする際に新油に本製品を混ぜた上で、オイルを投入してやるのが理想かと思います。
ただ、今回は先日ミッションオイルを新品にしたばかりということと、投入してミッションのフィーティングに変化があるのかどうか?という点も確認しておきたかったので、フィラボルトを緩めて上の画像のように、ダイレクトにミッションパワーシールドを投入しています。
100ml程度の投入量なので、オイルは抜かずに入れてあります。
ちなみに、過去友人のATフルードにミッションパワーシールドを入れたこともありますが、その時もATフルードは抜かずにそのまま投入しました。ATに関しては、オイルゲージがありますので、ゲージを確認しつつオイル量が規定量を超える場合は、ドレンボルトを上手いこと瞬時に外してすぐ戻す。このやり方でオイルを少量抜いてやればOKです。
※手が汚れますけど、少量であればこのやり方が手っ取り早くオイル抜けますよ。鈍臭い人がやると、オイル抜け過ぎちゃうのでお勧めしませんけど。
MT車の場合、ジャッキアップし、フロントだけをリジットラックに乗せた状態で作業してしまうと、ミッションオイルがフィラ部分から溢れてくるかと思いますので、注意した方が良いかと思います。(特に、前回の交換をリフトで作業しているであれば、尚更。)
AT車に投入する場合は、ゲージの差し込みパイプに、ホースを差し込み、ジョウゴからホースを経由して入れるやり方になるかと思います。
もちろん、MT車でもこの入れ方が有効です。フィラの場所によっては、直接容器から投入出来ない車もあるかと思います。
パワステフルードに使用される場合は、スポイトを使用し、投入する量をあらかじめ抜いておいた上で、ミッションパワーシールドを投入して下さい。


まとめ
ワコーズさんのミッションパワーシールドを使用される場合は、新しいオイルに交換する際にオイルに混ぜて入れる方法と、現状入っているオイルに直接投入して入れる方法の2種類があります。
AT車にせよMT車にせよ、エンジンオイルのように、そう滅多にオイル交換するものではないので、ミッションパワーシールドを直接投入してやる入れ方で良いかと思います。
MT車であれば、漏れてこない限り事前にオイルを抜く必要なし。AT車に関しては、入れる量とゲージを確認しつつ、規定量よりオイルが多くなりそうであれば、ミッションパワーシールドを導入する前に、オイルを抜いておくことをお勧めします。

それでは。
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