少し前に、R56ミニクーパー用のホイールを購入し、取り付けしたのですがやっぱり物足りず…。
フロント用に8.5J。リア用に9Jのホイールを購入して、足回りの調整を再度やり直しました…。
そこでこの記事では、R56ミニクーパーに8.5Jと9Jのホイールを装着した様子について詳しく紹介していきます。
フロントに8.5J+21装着
R56ミニクーパーのフロントに8.5Jというホイールサイズ自体は問題なく装着可能なのですが、今回装着したオフセットだとブリッツの調整式ピロアッパーだけだと、ホイールのリムが少しだけ出る状態です。
上の画像は、ブリッツの調整式ピロアッパーマウントを全開まで倒した上に、ストラット固定用の取り付け穴を少々長穴にして、キャンバー角を増した状態。角度で言うと、3度付いているかどうかぐらいかと思われます。
そのため、一般的な車高調に付属してくる調整式ピロアッパーマウントだけで収めるのであれば、オフセットは26〜27ぐらいがドンピシャかと思われます。
今回、リムだけが飛び出ている仕様が嫌だったので、この後ブラケットを加工して、キャンバー角の調整を再度やり直し、フェンダーとリムがツラになるまでキャンバー角を増しました。
屈折ブラケットを自作し、結果として調整式ピロアッパーマウントはほとんど使用しないで、現状のキャンバー角や出面になりました。
余談ですが、現状で内側もこのぐらい余裕がある状態。加えて、調整式ピロアッパーマウントの調整キャパが目一杯残っている状態ですので、オフセットを上手くしてやれば、フロントも9Jでフェンダーのツラまで収めることが可能です。
フロントに9Jを入れる場合は、屈折加工が必須かと思います。(ホイールをフェンダーのツラで調整するのであれば。)
リアに9J+27装着
リアに関しては、9J+27のホイールを装着。リアには調整式のキャンバーアーム(コントロールアーム)を組み付け、フェンダーを少々加工してやれば、簡単に9Jのホイールを履かせることが可能です。
今回の車両に関しては、アッパーアーム側に調整式のアームが組んであります。理由とかは諸々こちらの記事でしております。
▪️フェンダーの加工
もちろん、ホイールの内側も問題ないぐらいにはクリアランスがある状態です。バネレートは5Kと車高調に付属しているレートとほぼ変わらないセッティングなので、足回りはストロークしますが、干渉問題は皆無です。
今回、フェンダーとリムの距離もかなりゆとりがありますので、フェンダーの加工も合ってないようなレベルかと思います。
まとめ
今回履かせたホイールはそこまでサイズがきついものではありませんが、フロントキャンバーの調整が難しいミニクーパーの場合、市販品だけでの組み付けだと、フロントのホイールがフェンダーから少々出てしまうサイズになります。
フロントのサイズを8.5J+26-〜27ぐらいにする。もしくは、今回の車両と同じように、ブラケットを屈折加工するか、326Powerさんから出ている、調整キャパが多い調整式ピロアッパーマウントの導入をしてやれば、それ以上オフセットがキツいホイールを履かせることが可能です。
それでは。
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