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【ホイール】ハブボルトの逃げ加工

先日、友人の車にワイトレを装着したのですが、ホイールナットはホイールに逃げがあったため、干渉することは無かったのですが、少しだけナットよりも飛び出してしまっているハブボルトとホイールの裏側が干渉してしまい、ホイールが正しく装着出来ない状況に…。

 

そこで、ホイールの裏面に穴開け加工を行い、ハブボルトの逃げ加工をしましたので、ハブボルトの逃げ加工について紹介していきます。

 

※あくまでも1つの手段だとお考え下さい。最終判断はご自身で。

 

 

目次

使用する工具

 

  • 電動ドリル
  • ドリル(12ミリ〜13ミリ程度)
  • 面取りカッター
  • 潤滑剤

 

今回使用したドリルは、手持ちにあった最も太いドリルで、12ミリのものを使用しました。本来なら、ハブボルトが12ミリなので、それよりも少し大きめが理想ではありますが…。

 

ただし、面取りカッターを上手に使用すれば、12ミリのドリルでも難なく問題解決可能です。

 

 

 

 

【ホイール】ハブボルトの逃げ加工

 

今回加工するホイールの場合、ワイトレの逃げがあり、かつ中心に穴が空いていたホイールですので、この穴でセンターを拾って12ミリのドリルを5〜6ミリ程度通してやりました。

 

ちなみに、ワイドトレッドスペーサーから、ハブボルトが3ミリ程度飛び出ている状態です。

 

ドリルで必要な分穴を空けてやったら、面取りカッターを使用し、穴のバリを取っておきます。今回は、バリを取る目的に加えて、穴の直径(入口部分)を少しだけ広げることも目的の1つ。そのため、面取りを少し大きめに取っています。

 

 

今回のように穴が空いていないホイールの場合は、ハブボルトの先端を水性のペン等で塗り潰し、そこにホイールを当てがい軽くホイールナットを対角に締め込み、ホイール側にマーキングするような形で穴開けの場所を決めると良いかと思います。

 

このようなやり方をする場合は、13ミリまたは14ミリ程度の少しハブボルト径に対して、ゆとりのある穴径で穴を開けることをお勧めします。

 

 

加工後は、ハブボルト側もしくはホイール側(穴開けした場所)にペンで印を付け、ホイールを固定したのちホイールを取り外してみて、裏面の印が干渉して消えないかどうか確認しておくことをお勧めします。

 

まとめ

 

使用するワイトレの厚みによっては、純正のハブボルトが長過ぎて、ホイール側に干渉してしまうケースが出てくることもそこまで珍しい話ではありません。

 

ホイールにワイトレの逃げが大きく確保されていない場合、または全く逃げがない場合はありがちです。

 

その場合、ホイールの裏面にハブボルトの吐出量に合わせた深さで穴を空けてやり干渉を回避する方法もあります。1つの参考になれば幸いです。

 

ホイールの値段があまりも高価で自分で加工するのはちょっと…。

 

そんな場合は、ハブボルトの吐出量次第ですが、少量であればハブボルトの先端を少し削ってやるだけで解決出来る場合もあります。

 

それでは。

 

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