少し前に、エヌワンに取り付けるための延長ロアアームの方を自作しました。
しかしながら、自分の車に延長ロアアームを組み込む理由が特に見つからないことに気が付いたので、ちょうど近所に延長ロアアームを欲しているN-ONEがいらっしゃりましたので、そちらの車体に組み付けしました。
そこでこの記事では、N-ONE(JG1)やN-BOX(JF1)に延長ロアアーム取り付けする際のアレやコレやお話ししていこうかと思います。
【N-ONEやN-BOX】延長ロアアーム取り付け
今回、N-ONE(JG1)に取り付けした延長ロアアームは、純正品のロアアームを10ミリ延長、40ミリ上げに加工したロアアームです。
色々な軽自動車に加工ロアアームを組み込んできましたが、行き着く先はこのぐらいの仕様のロアアームかと思われます。そのため、今回この仕様でロアアームを加工しておきました。
※今回のロアアームを加工した際の記事ではありませんが、自作したい方向けの参考までに。
▪️ロアアームのスペック
- 10ミリ延長
- 40ミリ上げ
▪️延長ロアアームの組み付け方法
今回、延長ロアアームを取り付けた車両は、ブラケットの長穴加工とキャンバーボルトの取り付けによって、約3度〜4度程度キャンバーが付いた状態で、10ミリ延長のロアアームを組み込んでます。
このぐらい、キャンバー角を付けた状態で10ミリ延長のロアアームを組み付けるぐらいであれば、タイロッドの調整キャパは何の問題もありません。
トー角をあらかたタイロッドにて調整後、一度タイロッドエンドを取り外しネジ山の噛み代を確認しましたが、訳7週程度エンド側に入り込んでいる状態。ピッチを確認しておりませんので、正確な数値は不明ですが、P1.5なら10ミリちょっと入っている計算ですね。
ろくにキャンバーを付けない状態で、ロアアームを延長してしまうとドライブシャフトが抜ける心配もありますが、タイロッドエンドが届かなくなる可能性もありますので、注意が必要です。
※ダイハツに比べると、調整キャパは多い印象を受けます。
延長量はどのぐらいが良い?
結論から先にお伝えすると、延長量は【10ミリ】がお勧めです。やっても15ミリ延長ぐらいがギリギリのラインです。(個人的な意見ですが…。)
理由はいくつかありますが、まず10ミリも延長してやれば、ドライブシャフトがドン突くこともありませんし、縮こまったブーツも適度に開放されますので、これで十分。
次に、10ミリ以上延長してしまうと、ホイールの下側が出過ぎて不自然になり始める頃合いです。(車の仕様にもよりますけど…。)
過去に、安く出ていた20ミリ延長のロアアームを組み付けたことがありますが、見た目のバランスが悪すぎて、結局10ミリ延長のロアアームを作る羽目になった経験があります…。
ホンダ車のドライブシャフトは、外側への可動キャパがとても狭いので、延長し過ぎるとドライブシャフトが抜ける恐れがありますので、注意した方が良いかと思います。
まとめ
N-ONEやN-BOXに延長ロアアームを組み付ける際には、10〜15ミリ延長のロアアームを取り付けることをお勧めします。
※N-WGN(JH1)もか。
20ミリ延長のロアアームが出回っていることがありますが、かなり車高を下げたりキャンバーを付けた状態で取り付けてやらないと、ドライブシャフトが抜ける恐れがあるので、注意した方が良いかと思います。
それでは。
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