ちょっと前に愛車?愛車なのかは定かではありませんが、ムーヴのリアインナーを切り上げちゃいました。今回は完全DIY『溶接無し!』でタイヤハウスを広々計画しちゃいました!!
もし水漏れが発生したら溶接機を借りて、ちゃんと作ろう!!と思ってましたが約半年ほど経ち、梅雨も無事乗り越え水溜りを走り続けましたがこれっぽっちも水の浸入は無し。
溶接無しの手抜き『インナー切り上げ加工』の様子をまとめていきます。真似される方は自己責任でお願いしますよ!!車検満タンで次の車検には通さないから実行していますので。溶接してしっかりインナーを作り込まないと車検は厳しいと思っていて下さいね!
インナー切り上げ手順
インナーを切り上げる手順はざっとこんな感じです。シートは面倒ですが外さないとインナーを切る事が出来ません。それにもし切れたとしても、シートは鉄粉まみれになってしまい大変な事になるかと…
- シートを取り外す
- 切る位置を決める
- 早速カット
- アルミテープ(防水)の貼り付け
- 鉄板型取り&コーキングにて貼り付け
- 内張カット
切る位置決め
既にインナーは叩き上げていたため、内張を外すと何処を切れば良いのかが一目瞭然でした…
ボコボコになっている鉄板部分にマスキングテープを貼り付けいきます。
今回は溶接をしません(その予定で作業)ので鉄板を全て切りません!もともとインナーだった部分の鉄板はコレからもインナーとして仕事をしてもらいます。
インナーカット&塞ぐ
カットするとこんな感じです。先ほど言ってたインナーの鉄板は切り切らないというのはこういう意味です!簡単に説明するなら切り込みを入れてインナーを持ち上げてやるイメージです。
この隙間にアルミテープを貼り付けていきます。アルミテープは一応鉄板の位置決めのような役割がメインですが、念の為室内の防水対策も兼ねていますので防水用のテープを使います。
ちょうどいい所に配線を固定する為のクリップが入る穴がありましたので上手く折り曲げて、インナーの鉄板に穴を空けてボルトで固定もしておきました!コレやるだけでかなりインナーの強度が上がりました。笑
力を入れて叩いてもへっちゃらです!
鉄板型取り&コーキング
タイヤ側から見るとこんな感じです。インナーを持ち上げて鉄板が無くなってしまったスペースを型取り鉄板から切り出していきます。型取り切り取れたら鉄板をセットしてコーキングを打っていきます!
今回は会社の端材を少し貰ってきて、鉄板の厚みは1.5ミリです!正直ここまで厚みは無くてもいいかな…という感じです。厚みがあると当たり前ですが、切り出したりアールを付けるのが大変です。1ミリもあれば十分です。
内張カット
内張はとりあえず取り付けが出来ればいいので、ザックリサンダーでカットしましたが思いのほか上手くいったかな?失敗したくない方は慎重に切る事をお勧めします。少し切って取り付けみて、また切ってを繰り返せばピッタリ合わせる事もそう難しくは無いと思います!
まとめ
いかがでしたか?ダイハツ車はそこまでタイヤハウスが狭く無いので(スズキ車と比べて)ガッツリ切り上げなくてもそこそこ低い車高まで持っていく事が可能だと思います。インナーの叩き上げでは限度がありますが、【2.3センチインナーカット】するだけでかなり快適に車高を下げる事が可能です!
ちなみに今回は3センチほど切り上げしました。車をジャッキアップさせて、タイヤをサイドステップツラまで持ち上げてもタイヤが干渉無しで回転するようになりました〜!!
くれぐれも作業は自己責任でお願いしますね!それでは!
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