今回はずっと放置していたミニクーパーのフロントスタビリンクの交換して作業を行いました!ようやく重い腰を上げて!というのも車検が…そう!スタビリンクのブーツが破けていると車検に通らないためようやく交換しました。
本当はブーツの破れを発見した段階で交換するべきですが、スタビリンクはブーツだけでは無くリンク丸ごと交換になるため、ブーツの破損を発見したからといって焦る必要はありません!
しかし、長い期間放置し続けるとボールジョイントに雨や砂利が入り込み、磨り減ったり鯖によって【ゴトゴト】異音の発生原因に繋がる恐れがあります。
それでは写真と合わせてフロントスタビリンクの交換手順と交換に必要となる工具の紹介をしていきますね!!難易度は簡単な作業になりますのでこちらの紹介を見れば誰にでも交換が可能かと思います!
交換に必要工具
- 油圧ジャッキ
- ジャッキスタンド
- 十字レンチ
- 16ミリ・17ミリコンビレンチ
- (16ミリソケット&ラチェット)
- (5ミリ六角レンチ)
必要になる工具はこんな感じです。16ミリのコンビレンチはよく見かけるセット工具には付属しないサイズです。しかし、今後もミニクーパーを自分で作業するには良く使う工具なので購入する事をお勧めします。16ミリ(ナット側)はラチェットとソケットがあった方が作業効率が良いです!下側にはスペースが狭くソケットが入りませんが、上側はソケットが入ります!今回は17ミリは無くても5ミリの六角レンチでがあれば交換が可能です!この後その点も詳しく説明していきますね!
作業手順
- ジャッキアップ
- タイヤを外す
- スタビリンクを交換
注意
1つ注意する点は、スタビライザーに関わる作業をする場合は必ず『左右のタイヤ』を地面から離して置く必要があります!スタビライザーは左右の脚を繋ぐ部品です。片側だけの交換だからといって片側しかタイヤを上げないで作業するとスタビライザーが効いた状態になり、スタビリンクは外せません!
片側の交換でも必ず両輪を持ち上げてジャッキスタンドに車を乗せてから作業に入りましょう!片側の場合は交換しない方のタイヤは外さなくて大丈夫です!
ジャッキアップ
ジャッキアップは横のジャッキアップポイントでクルマを持ち上げ、スタンドはメンバーサポートのこのあたりに掛けておけば大丈夫です!そしたら反対側も同じようにジャッキアップし、スタンドを掛けます!
スタビリンクの交換方法
ジャッキアップし、タイヤを外せばスタビリンクが発見できます。スタビリンクの交換は特に面倒くさい余計な作業は無く、スムーズに取り外す事が可能です。
今回はこちらの純正OEM品を使っていきます。スタビリンクにわざわざ高いお金を払って純正品を使う必要はないと思います。
16ミリと17ミリのコンビレンチを同時に使い、外側のナットが16ミリ、内側のボールジョイント回り止めに17ミリのコンビレンチでジョイントの供回りを防ぎます!
もし、17ミリのコンビレンチがない場合は、スタビリンクのシャフト部分に六角の差し込みがありますのでこちらにレンチを入れてジョイントの供回りを防ぎながらナットを緩めていきます!
ここのナットは緩み防止のナットが使われているため、最後の最後まで回り止めさせながら外す事になるため、結構面倒くさいですが頑張って回しましょう!
外せたらまた同じ方法で、今度は逆の手順で新しいスタビリンクを取り付けいきます!スタビリンクの取り付けが終わったらナットが最後まで閉まっているか確認するため、取り付けたスタビリンクを少し揺すってみて下さい!緩み防止ナットという事もあり、ナットが最後まで閉まっていないケースが稀にあり得るかもしれません。
ナットがしっかり閉まっていないと、車を走らせた際『ゴトゴト』異音が発生してしまい、二度手間確定です…
上側も下側のナットも外し方は全く同じです!
取り外したスタビリンクは写真の通り、ブーツがパックリ破れてグリスまみれ…
まとめ
言葉で説明するとそこそこの文字数が必要でしたが、作業内容自体はスムーズに出来る方なら片側10分程度で交換が出来る作業です!
決して焦る必要はありません!簡単な作業ですが車を持ち上げている以上危険はありますのでくれぐれも脚元に注意しながら作業しましょう!
それでは!
関連記事はこちら!