車のドアを開閉する時の音を高級車のような重たい音に変えたいんだけど、これって軽自動車だとどうすることも出来ない?
先日、知人よりこんな相談を受けました。調べてみると、このような要望を持たれる方も多いようで、ドアの開閉音を変えたいと思っっているユーザーは意外にも多い。
そこでこの記事では、車のドアを閉めた時に高級車のような重たい音に変える方法を紹介していきます。結論、ドアの音を変える方法は、デッドニング一択です。
【車】ドアの開閉音を変える方法はデッドニング一択
車のドアを閉めた際の音を【パコんっ!バンっ!】という軽い音から【ボフっ!】と重たい音に変える方法は、デッドニングすること。デッドニングしてやることで、薄いドアの鉄板の反響を抑えて、ドアの開閉音がガラッと変わります。
閉める時の音ももちろん変わりますが、軽自動車だとドアの取手を引っ張った時の音が一番変わります。
ドアを閉めた時の音が安っぽい軽い音になっている原因は、鉄板の厚みや鉄板の剛性の問題にあります。
そこで、デッドニングをしてやることで、ドアを閉めた際の鉄板の共振を抑えることで、ドアの開閉音が明らかに変わります。物理的にドアが重くなるというのも理由の1つです。
ドアの開閉音改善が一番の目的であれば、サービスホール側(ドアのインナーパネル)には、制振剤を貼らずに、アウターパネル側だけに貼ってやるだけでも良いかもしれません。
▪️デッドニングに使用する材料
▪️デッドニングのやり方
▪️デッドニングのデメリット
デッドニング前と後の開閉音を比較してみる
こちらの車は、今僕が通勤用で乗っている安っちい日本が誇る軽自動車です。運転席側のドアはデッドニングしてある状態で、後部座席側はデッドニングしていない状態です。
車種はホンダのN-ONEです。
▪️比較動画
暗闇の動画で少し分かりにくいですが、ドアの開閉音が変わります。
特に、ドアを開ける際のドアノブを引くときの跳ね返り音がなくなるので、かなり印象が変わります。車好きな友人がドアを開けると、これやってあるね。とすぐに気が付くレベルです。
比較動画でも伝わるかとは思いますが、当然高級車ほどまではいかないのが現実ですけどね…。
まとめ
車のドアを閉めた時の音を良くする(改善する)には、デッドニングしてやるのが最も手っ取り早く確実な効果を発揮します。特に軽自動車のような薄い鉄板で作られているドアの方がより効果を発揮しやすいのが事実です。
車が好きな人であれば、デッドニングの施工がしてあることを知らない友人でも、ドアの開閉音に違和感を感じるぐらいの効果があります。
普通車にも、デッドニングしたことがありますが、軽自動車ほどの効果は得られないのが事実です。それでも、デッドニング施工前と後では違いが分かるぐらいの効果がありますけどね。
もし興味があれば一度デッドニングをしてみることをお勧めします。手間は掛かるがお金はそれほど掛かりませんので、暇潰しには良いかと思います。僕なら、開閉音のためにデッドニングするぐらいなら、車を乗り換えますけどね。そうは言っても音質も向上するので是非。
それでは。
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