先日、車を購入した際には全く気が付かなかったのですが、リアゲートを開けるためのスイッチ部分にあるゴム部分がガッツリ破れています…。
これを放置していると、中に水が入りスイッチが破損。結構無駄金が掛かります。
そこでこの記事では、リアゲートスイッチのカバー交換方法について紹介していきます。
使用する部品と工具
- ラチェット
- トルクスソケット(T20)
- カッター
- ピックツール
残っているゴムカバーを取り除くのに、カッターとピックツールを駆使しました。ピックツール本来の使用方法とは異なりますが、ピックツールは安く入手可能で、いろいろな場面で使用できるので、また持っていない人は全員購入した方が良いレベルです。
※個人的主観ですが…。
▪️使用したリアゲートスイッチカバー
※色々なカバーが出ていますが、ネットで画像検索してみた感じどれも大差なさそうなので、安いやつを購入すれば問題無さそうです。
【R56】リアゲートスイッチカバーの交換修理
まず初めに、リアゲートカバーを取り外すため、リアガーニッシュを車体から外しておきます。元々、外さずに車体に付けたまま作業するつもりでしたが、思いの外残ったゴムを取り外すのに苦労しそうでしたので、ガーニッシュを外して作業しています。
ガーニッシュは簡単に外せるので、絶対に外して作業することを強くお勧めします。
リアゲートスイッチ部分に残っているゴムカバーをカッターとピックツールを駆使して取り除きます。
ゴムはボロボロになっていたので、余裕で全て外せるかと思いましたが、思いの外粘着力が強く、時間を食いました。意外にこの作業大変です…。
ゴムが外せたら、あとは購入しておいたリアゲートスイッチカバーを嵌め込んでやれば、修理完了です。カバーに溝がありますので、この溝をリアガーニッシュの淵に上手く嵌め込んでやればOKです。
取り付け後に、嵌め込んだカバーの上から水を掛けてみて、カバーを一度外してみましたが、水は侵入しておりませんでしたので、カバーははめてやるだけで問題なさそうです。それでも、もし不安だという方は、コーキングや接着剤を使用することをお勧めします。
純正のカバーの中には、こちらの黒いプラスチック部品が入っておりますが、社外品のカバーを取り付ける際には、こちらの部品は使用しません。こちらの部品は、リアゲートスイッチを広範囲で押せるためのアイテムです。このプラ部品を返して、リアゲートスイッチを押しているイメージです。
しかしながら、社外品のカバーの場合はリアゲートスイッチの真上を直に押さないとリアゲートを開けることが出来ませんので、少々リアゲートの開けずらさを感じる人もいるかもしれません。安く綺麗に直せる反面、ここは人によってはデメリット。
カバーの裏面を見ると分かりますが、リアゲートスイッチを直接押せるように中心部分に突起があります。
※下の画像の矢印部分をピンポイントで押さないと、リアゲートが開かない。
とは言え、リアゲートは問題なく開きますので、使用上は何の問題もありません。僕自身は、この車に乗るのは1週間に1回、2週間に1回ぐらいの頻度ですので、何も気になることはありません。
まとめ
R56ミニクーパーの場合、このリアゲートスイッチのカバー(ゴム)がボロボロになって、破れるケースが大変良くあるそうです。
車屋さんやディーラー等に修理を依頼する場合、ガーニッシュ丸々の交換になるようなので、費用が嵩みます。メーカー側は交換を考えていなかった部品なので致し方無い。
もし、なるべく安く修理したいと考えているのであれば、カバーを購入して嵌め込んでやる修理方法をお勧めします。これでも、中に水が侵入することは無くなりますので、問題ありません。
デメリットは、リアゲートを開ける際にスイッチの真ん中を押し込まないと、リアゲートスイッチが反応しませんので、少々開けにくさを感じる場合があるところぐらいです。
早めに直してやらないと、スイッチが水没してスイッチまで交換する必要性が出てきますので、なるべく早めに対処することをお勧めします。
それでは。
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