ちょっと前に買ってきたr50ミニクーパーの助手席ドアが開かなくなってしまいました…
開かないと言っても外から開ける分には問題無いのですが、中から開けられないという状態です…。乗ったはいいけど降りられない…!笑
とりあえずディーラーに行って診てもらったところ、どうやらワイヤーを引っ掛ける部分に不具合がある模様です。
ちなみにこの内側からドアが開かなくなる現象は第1世代のミニクーパーではあるあるのようで【対策品】があるみたい。
ドアが開かなくなる原因
内側からドアが開かなくなってしまうトラブルは第1世代のミニクーパーにはあるあるなお話です。
それも結構な確率で原因はみんな同じ。
その気になる原因というのがドアロックシステムの不具合によるものです。
あまりの故障トラブルが多発した事で『対策品』に交換済みの車両も多いみたいですがリコール対象までには至らないため、対策品に交換されていない車両も多いそうです。
内側のドアノブとドアロックシステムに一本のワイヤーが繋がれているのですがドアロックシステム側に固定されているワイヤーの固定部分が外れてしまう事でドアが開かなくなってしまいます。
ドアが開かなくなった時の解消法
写真を撮って分かりやすく解説!といきたいところなんですが…申し訳ありません。
ドアの中側で奥まったところにドアロックシステムがある為写真が上手く撮れません…
申し訳無いですが、部品の展開図(対策品)にてお話を進めていきます。
こちらは対策品になりますので不具合が出ている方のドアロックシステムとは形が異なります。
右側の矢印が示すのが『ドアロックシステム』で左側の白丸印を付けてある位置がワイヤーを固定している部分になります。(固定部分はオレンジ色なのですぐ分かると思います。)
白丸を右側に辿っていくとワイヤーの先端にタイコが取り付けてあり、そのタイコがドアロックを解除する役割です。
てっきりこのタイコ部分が悪さをしているのかと思いきや、白丸部分のワイヤー固定部分に問題がありました。
ワイヤーの固定部分はドアロックシステムにはめ込んで固定されているだけでドアの開け閉めをすると経年劣化によってガタが発生して外れてしまう事があります。
この部分が外れていると、内側のドアノブで開けようとしてもワイヤーが固定されておらず、ズレてしまうのでドアロックシステムをしっかり引っ張りきる事が出来ずドアが開きません。
ワイヤーのオレンジ部分をドアロックシステムの固定部分にはめ込んであげれば再びドアが内側から開くようになります。
オレンジ部分の形とはめ込み部分の形は同じですのですぐに分かると思います。
今回とりあえずは外れていたものを再びはめ直しただけですが現状1ヶ月経過しても今のところ大丈夫なのでもうしばらく様子を見てみる事に。(ただ面倒くさいだけ。笑)
▪️ドア内張の外し方
気になる金額は…?
一応直さなくても何とか対策出来そうなので交換はしませんが見積もりを出して頂きましたので紹介しておきますね。
????
合計【45576円】なり〜!!!!!
対策品のドアロックシステムが約3万円、取り付け工賃が1万5千円…かなりいい金額します。金額見てとりあえず交換はしない事に決定〜!!笑
2万ぐらいは覚悟してましたけど予想の倍。まさかこんなに高い金額が掛かるとは…!!
対策品は何が違う?
部品の展開図だけでは少し分かりづらいので少しだけ解説をしておきます。
不具合が発生してしまう対策品前と対策品の違いは、ワイヤーの固定部分からワイヤーが外れてしまわないようにカバーが取り付けられていてしっかりワイヤーを覆っているためワイヤーが外れなくなっている仕組みです。
つまり、未対策品は交換しなくてもワイヤーの固定部分にタイラップを巻き付け、ワイヤーが外れてしまわないように一工夫するだけでドアの開け閉めが出来なくなってしまう事は今後発生しなくなりますね。
考えれば他にも対策方法は山ほどありそうなので先急いで対策品に交換する必要は無いかと思います。
4万5千円払わなくても何とかなりそうで良かった〜
まとめ
もしも僕と同じようにドアが内側から開かなくなってしまったら一旦内張を外し、取っ手のワイヤーからドアロックシステムを追うように目をやり、ワイヤー部分にある【オレンジ部分】を再びはめ込んでやれば問題解決です。
ドアが開けられなくなり、困っている方は一度チェックしてみて下さい。
きっと同じ原因だと思いますよ。ミニディーラーの人曰く第一世代のミニはこれが原因で入庫してくる方がちらほらいるみたいです。
万が一何かが起こった時、中から開けられないと脱出出来ないので早めの対策をお勧めします。
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