先日購入してきたR56ミニクーパーのプラグ交換を行いました。
そこでこの記事では、R56ミニのプラグ交換の方法や使用するプラグの品番について紹介していきます。
今回、交換する車両は前期型のクーパーS。搭載しているエンジン型式はN14B。
使用するプラグと工具
今回使用したスパークプラグは、NGKさんの【PLZKBR7B8G】です。(適合確認済み)
BOSCHさんのスパークプラグを使用する場合は、【ZR7SI332S】でした。(こちらも適合確認済み)どちらを使用するか少々迷いましたが、スパークプラグはやっぱりNGKさん。な気がしましたので、NGKさんのプラグを用意しました。
▪️交換した車両の情報
- R56 クーパーS 前期
- N14B16A
- ABA-MF16S
使用する工具に関しては、14ミリのプラグレンチのみです。プラグレンチは、6角タイプではなく、12角タイプが必要ですので、そこだけ注意です。
※合わせて、エクステンションバーも必須です。
【R56】ミニクーパーのプラグ交換
スパークプラグを交換する際には、イグニッションコイルに刺さっているカプラーを外して、イグニッションコイルを引き抜く必要がありますので、まずはこの2つを外していきます。
ここに関しては、一切工具不要で作業可能です。
イグニッションコイルに刺さっているカプラーは、イグニッションコイル上側にあるカバー部分を、上に持ち上げてやると、簡単に外せる機構になっています。
少しカバーを浮かせると、カプラー部分が抜けてきますので、そのままカバーを持ち上げつつ、カプラー部分を手で持ち手前に引っ張るイメージです。
カプラーが外せたら、イグニッションコイル本体はただ刺さっているだけですので、上に引っ張り上げたらそのまま外せます。(ボルト類で固定されていません。)
あとは、14ミリの12角レンチにてプラグを外して、付け替えるだけ。
欧州車では定番の12角なのでそこだけ注意です。
プラグの適正トルクは、20〜23N.mです。
別にトルクレンチは使わなくても良いですが、締め過ぎると最悪の場合、シリンダーヘッド交換。緩過ぎると走行時にスパークプラグが吹っ飛びます。不安なら、使用することをお勧めします。交換工賃をケチったばっかりに食らう代償は大きいですよ…。
余談ですが、プラグ交換をする際には、プラグホール部分にオイルが溜まっていたり、付着していないか確認することも忘れずに…。
プラグホールにオイルが漏れていると、イグニッションコイルの故障に繋がりますので、ガスケットの交換をお勧めします。今回の車両は、2番シリンダーに若干のオイル付着が見られました。
※すでにヘッドカバーガスケットは手元にあるので、気が向いたら交換する予定です。
まとめ
R56ミニクーパーのプラグ交換は、作業性も良く誰にでも簡単に交換が可能です。
プラグ自体はそれほど高い部品ではありませんので、少しでも興味がある方は早めに交換してしまうことをお勧めします。また、プラグ交換をする際には、プラグホール部分を覗き込み、オイルの漏れや付着がないことを確認しておくことをお勧めします。
オイルが漏れていると、イグニッションコイルの故障に繋がります。
もしオイルが付着している場合は、シリンダーヘッドカバーのガスケット交換で解決します。
今回の車両は、2番シリンダーのプラグホールが少しオイルの付着がありました。(ちょっと滲んでいる程度ですが。)それが理由かは定かではありませんが、2番シリンダーのイグニッションコイルだけが交換されている痕跡がありますね。(上の画像を見てもらったら分かると思います。)
※最近購入してきたばかりで、整備記録も何もない車両なので詳しいことは分からんけども。
それでは。
▪️使用したプラグ
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