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引っ張りタイヤにはメリットもデメリットもある!組む前に知っておきたい基礎知識

タイヤとホイールの見た目だけでは無く、ツラや車高を責めるのにも有利に働いてくれる【引っ張りタイヤ】はメリットばかりではありません。

 

当然ながらデメリットも混在します。

 

しかし、だから辞めろ!という訳ではありません。

 

引っ張りタイヤをやる前に知っておけば対処出来るトラブルがほとんどですので、組む前に知っておきたい内容を記事にまとめていきます。

 

多くの方が心配する『車検』に纏わる話もしていきますので是非チェックして行って下さい〜!!

目次

引っ張りタイヤのデメリット

  • 乗り心地の悪化
  • タイヤの編摩耗
  • セパリやすくなる
  • エアー管理が面倒

 

引っ張りタイヤを履かせてデメリットに感じる部分はざっとこんな感じです。

 

乗り心地の悪化はエアー圧を高めに設定しておく必要があるため、乗り心地が悪化します。

 

従来の履き方をしていればタイヤでも段差などの衝撃を吸収してくれますが、エアー圧を高めに張ってしまう引っ張りタイヤにそのような効果は期待出来ません。

 

ゴツゴツとした乗り味に感じる人も居るでしょう!とは言うもののデメリットの中では大したことでは無いかもしれません。

 

1番よく聞くのがセパレーションです。タイヤのサイドウォール部分がキャパを超えて飛び出してきてしまいます…酷い時なんてこんなになってしまう事も…

 

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ちなみにあまりやっている人がいませんが対策方法もあります。

 

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引っ張りタイヤのメリット

  • 見た目がカッコイイ
  • ホイールが際立つ
  • 低車高でもハンドルが切れる
  • フェンダーやインナー干渉を防ぐ

 

タイヤを引っ張る事で、リムがタイヤより飛び出すため、見た目がカッコよくなるだけでは無く、ホイールの存在が強調されるのも大きなメリットです。

 

規定サイズのタイヤを履かせていたらフェンダーやインナーに当たってしまうようなホイールサイズやオフセットを履かせる事が出来るのが大きなメリットでしょう。

 

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こちらの写真、干渉しているように見えますが実はどこにも干渉せずストロークを最大限に使い切っています。

 

こんなセッティングが可能になるのも引っ張りタイヤの大きなメリットですね。

 

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こんな【ツライチ】セッティングを可能にしてくれるのも引っ張りタイヤです。こちらはマルチリンク構造の足回りなのでここからストロークしても、どこにも干渉しません。

 

タイヤサイズの選び方

どのくらいのタイヤサイズを引っ張ればいいのか分からない…と言う声を良く耳にします。これを解決すべくズバリ数値で!!

 

標準リム幅-2j〜3j

 

このぐらいの引っ張りが安全に走行出来る限界ラインだと思います。(筆者ノントラブル基準)

 

  • 155/55r14 標準リム幅 【5j】 →【8j】
  • 165/45r15 標準リム幅 【5j】 →【8j】
  • 195/45r16 標準リム幅 【6j】 →【9j】
  • 195/45r17 標準リム幅 【6j】 →【9j】
  • 225/40r18 標準リム幅 【8j】 →【10.5j】

 

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こまめなエアチェックが大事

引っ張りタイヤはエアー管理がとても重要になります。

 

少しエアーが減ったからといってタイヤが外れるなんて事は考え難いですが、『バースト』や『セパレーション』の原因に繋がるリスクがあるのは間違いありません。

 

また車重が重い車ほど、エアチェックは重要になります。軽自動車やコンパクトカークラスの車重であればそれほどシビアなエアチェックは必要ありません。

 

筆者の車は2.3ヶ月に1回程度のエアチェック、もしくは高速道路に乗る前にチェックするぐらいの頻度で行なっています。

 

高速道路に乗る前は必ずやった方が安全です。常に高速で走り続けるためエア管理は怠らずしっかりやりましょう。

 

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タイヤを組み込んだ始めは小まめにチェックし、エアー圧に変化が無いのであれば徐々に回数を減らしていくのが無難です。

 

空気圧は3キロ!

引っ張りタイヤで気になるのが空気圧ですね!!これは3キロ入れおけば間違いありません。多くのタイヤは走行可能なエア圧が【3キロ程度】というのが理由です。

 

エアーは多ければいいというものではありませんので3キロを保つようにエアチェックを心掛けましょう!!

 

タイヤを引っ張っているからといっても、エア圧が下がってすぐにビートが落ちるというものではありません。

 

引っ張りタイヤを組んだ直後なら話は別かもしれませんが、引っ張りタイヤを組む事によってタイヤには【癖】が付きます。つまり徐々にタイヤが引っ張りタイヤの形になるという事です。

 

組み始めた当初は空気圧によってサイドウォールが外に広がっていますが、ある程度の期間が立つと自力で引っ張りタイヤの原型を留めるようになります。

 

引っ張りタイヤで車検はOK?

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結構皆さん、引っ張りタイヤは車検に通るかな?

 

なんて気にしていますがタイヤは引っ張って履いてはいけないという規定は無いので通ります。が!もし検査員に指摘されてしまったら危ういかもしれません。

 

とは言うものの僕自身、ユーザー車検に何度も足を踏み入れていますがはっきり言ってしっかりタイヤのチェックされた事ありません。笑

 

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皆さんが心配しているほど車検でタイヤは見られません。過去に残り溝1ミリ程度で完全車検アウトな条件下のタイヤで臨んだ事がありますがそちらも難なく車検通過…笑

 

仮に落とされても、その日のうちに純正ホイールに履き替えてもう一度タイヤを見せれば車検は完了するので車検に通る、通らないは気にするところでは無いと思います。

 

色々なサイトを見ているとロードインデックスが〜。なんて書いてありますが先ほどお話した通りそんな所は見られません。

 

ロードインデックスとはタイヤの耐荷重量を示す数字で、これ以上の車重で使うとバーストしてしまうリスクがあるというものです。

 

まとめ

 

デメリットが多い事はよくわかったと思います。そのデメリットを引き起こさないためにエアー管理をしっかり行う事や、トラブルを未然防止するための対策を行いましょう。

 

タイヤサイズのチョイスにも気を配りましょう。

 

 

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