僕もドアデッドニングをしようかと思っています。そこで疑問なのですが、ドアの中には雨水が流れ込むかと思うのですが、デッドニングには影響ありまりませんか?
先日、このような質問を頂きました。
そこでこの記事では、ドアデッドニングと雨水についての話をしていこうかと思います。
ドアデッドニングと雨水の話
結論から先にお伝えすると、雨水がドアの内側に侵入したとて、デッドニングにはそれほど大きな影響はありませんので、特に心配する必要はありません。
デッドニングをする際、ドアのアウターパネル部分に制振材のシートを貼り付けますが、雨水によって制振材のシートが剥がれてしまった経験はありません。
貼る際に、しっかり脱脂を行い圧着しながら貼り付けてやれば、雨水が侵入したぐらいで剥がれるようなことはありません。10年もしたらそりゃ知らんけど…。
制振材はブチルにて貼り付けますので、そうそう剥がれませんよ。仮に剥がしたくなった場合でもね…。
ドアの内側には雨水が侵入するのは事実ですが、侵入すると言ってもバケツをひっくり返すような勢いで水が流れるわけではありません。窓ガラスのところにパッキンがあるからね…。それがボロボロになっていて役目を果たさないぐらいの車に乗っていたら知らんけど。
そのため、特に雨水がデッドニングの悪さをするようなことは無いかと思います。
吸音スポンジは濡れても大丈夫?
ドアスピーカーの背面に、吸音スポンジを貼られる方も多いかと思います。
このスポンジが濡れてしまっても大丈夫なのかな?
先ほども申した通り、雨水が侵入すると言っても多少水が通る程度のなので、スポンジが雨水を大量に吸い込み、ビタビタになるようなケースは稀かと思います。
エーモンさんから販売されている吸音スポンジに関しては、バッチリ耐水性能を兼ね揃えていますので、水の中に沈めるぐらいのことをしないと、スポンジは水を吸っていきません。
※流石に水の中に沈めたことはありませんが、水を掛けるぐらいでは全然平気でした。安いやつを使うと、結構水を吸っちゃいますので、あまり宜しくないかと思います。カビが生えちゃうかも。
安物の吸音スポンジを使用される方は、念の為車内にカビキラーを常備しておいて下さい。詰め替えタイプもあると安心です。
▪️エーモンさんの吸音スポンジ
安い吸音スポンジを使用すると、水を吸い込みカビが発生したり、臭いが発生したりする可能性があるかもしれませんが、よく使用するエーモンさんの吸音スポンジでそのような経験は一度もありませんので、ここも特に気にしなくて良いかと思います。
まとめ
ドアの中には、雨水が通る構造になっています。しかしながら、ドアの中にもの凄い量の雨水が侵入するわけではありませんので、施工したデッドニングに大きな影響が出てくるようなケースはほとんどありません。
施工時に、脱脂をしっかり行い、圧着しながら制振材シートを貼り付けてやれば、後から剥がれてくることも経験上はありませんので、問題ないです。
吸音スポンジに関しても、しっかりとしたメーカーさんの商品を使用すれば、吸音スポンジがどんどん雨水を吸収し、ビタビタになるようなことはありません。今のところ、エーモンさんの吸音スポンジしか施工後から時間が立った様子を確認出来ていませんが、エーモンさんの吸音スポンジに関しては、施工後2、3年程度の時間が流れても、カビが生えたり悪臭が出たりということはありませんでした。
それ用に作られているため、多少の雨水が掛かることも想定内のことですからね。
そんな理由から、吸音スポンジを貼り付ける際には、ちゃんと車のドアスピーカー用を購入されることをお勧めします。ちょっと高いけどね…。耐水性を向上させてある結果かと思いますよ。
それでは。
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