車弄りが好きな人にとって2年に1度の車検って大きな壁だったりする事が多い…
車検前に慌てて純正戻しを行い、純正戻しをしている最中に、『あれ?これ車検大丈夫かな…』なんて心配になる方、焦る方多いんじゃないですか??
この記事では車高調のオイル漏れは車検に通るのか?これについてお話していきます。結論、【問題無く通ります!】ただし注意が必要な場合アリです。
過去に腹下ガリガリの車を何度も車検に通してきた僕が解説していきますね!!
車高調のオイル漏れって車検に通るの?
冒頭でもお伝えした通り、車高調からのオイル漏れは問題無く車検に通す事が可能です!
エンジンオイルの漏れや、ATFの漏れは車検に通らない!って話を聞くと車高調のオイル漏れもダメなのかな?!なんて心配になりますが、ショックアブソーバーのオイル漏れは通ります。
理由は簡単で、エンジンオイルとは違い、永遠に垂れ流し状態になる訳ではなく、パッと見でオイル漏れを判断し難いです。そもそもショックアブソーバーのオイルが漏れてるぐらいではそれほど危険な要素がありません。そのためそこまで厳しくチェックされる項目ではありません。
ここが大きなポイントで、エンジンオイルの漏れの場合はそれが原因で他の部品が壊れてしまったり、漏れたオイルがエキマニに付着し、燃えてしまう恐れがあると言う事で車検に通らないのです。
その反面、車高調のオイルが漏れていてもただ単に乗り心地が悪化してしまう程度の影響しかありません。そのため、車検時のチェックも緩く、そのぐらいの事で車検に落とされる事はありません。
また、車高調のオイル漏れの場合、1度漏れ始めたらじわじわ漏れ続ける事はほとんど無く、すぐにオイルが抜けて無くなるため、明らかにショックのボディーからオイル漏れの形跡を発見出来る状態には至りません。
但し注意が必要な場合もアリ
車高調からのオイル漏れは問題無く車検に通る!とお伝えしましたが、注意が必要な場合もあります。
それは明らかにショックアブソーバーのボディーまで、オイルが垂れてオイル漏れの形跡がぱっと見で確認出来てしまう場合です。
※これは知り合いで実際に働いている方から耳にしたのですが、ショックアブソーバーを念入りにチェックする事は無いが、明らかに漏れが確認出来ちゃう場合は指摘する事も多いですよと。
ショックアブソーバーには当然、エンジンオイル程のオイル量が入っている訳ではないので、1度漏れ始めたらある程度の期間で全て抜けきる事でオイル漏れの形跡が残りにくいです。
こちらは純正ショックですが、中のオイルは完全に抜けきってスコスコ状態です。ぱっと見ではオイル漏れの形跡も無く、この写真からオイル漏れを確認する事は出来ませんよね!ちなみにこのショックは1年程前にユーザー車検に問題無く合格しているショックアブソーバーです。
しかし、オイルが漏れ始めて間もない期間しか経っていない場合、車高調のボディーにオイル漏れの形跡が明らかに残る場合があります。
このような場合、1度タイヤを外して車高調を洗剤で洗っておいた方が確実です。
ユーザー車検の場合
一度でもユーザー車検に行った事のある方でしたら多分分かると思うのですが、素人がユーザー車検に行き、レーンに車を並べると、事細かく車をチェックされる事が多いです。
実際に僕もそのような経験が何度もあり、明らかに車のチェックが念入りで、車を見られる時間が長いです。
そのような理由から、車高調のオイル漏れ跡が明らかに見て分かるようでしたら洗浄してからユーザー車検に望む事をお勧めします。車検は2年に1度のスパンですし、くだらない事で落とされても返って手間が掛かり、面倒くさいです。
ディーラーやお店に車検を委託する場合
車高調のオイル漏れ程度で車検落とされるなんて話は聞いたこともありませんが、ディーラーやお店に委託している場合、車高調からのオイル漏れを指摘される事も多いです。
いくら車検に通るとはいえ、厳密には本来漏れているはずのないオイルが漏れているというのは車検上、問題ありですので、車検時に指摘をされる場合があります。
中には車高調を交換しないとダメだよ!と言われるかもしれません。そんな時、『ネットに車高調のオイル漏れは車検に通る!』って書いてあったよ!なんて言ってもダメです。
そうなると話はややこしくなるので、大人しく車検をお願いする前にショックアブソーバーを洗ってオイル漏れの形跡を無くしておきましょう。
オイル漏れの形跡が明らかにショックから見て取れる程オイルが漏れていれば、1度洗浄してしまえばその後、オイル漏れがぱっと見で確認できる程の痕跡が出来る事はまず無いでしょう!すでにオイルは、漏れ切っていますからね!
車検は検査する人のさじ加減
ネットで車検について調べごとをしていると、サイトによって答えが違う理由は、車検時に車を検査する人のさじ加減が大きなカギを握るという事が結論です。
光軸やサイドスリップ、排ガス検査のように数値を測って法案基準をチェックするような検査項目の場合、そのようなことはありませんが、『目視検査』によって合否を決めるような項目の場合、チェックする人が【コレはダメだ!】と言えば車検に合格する事は出来ないのです。
コレをよく頭に入れておきましょう!!そのため不安要素があるけど、車検には絶対一回で合格したい!と思うのでした、面倒臭がらず万全の準備をしていきましょう。
車検に慣れている方だったら、車高調のオイル漏れなんて気にせず、車検に行くと思います。
まとめ
結論、車高調のオイル漏れは車検に通るものの、車高調のボディーにオイル漏れの形跡が明らかに見られる場合は注意が必要です。
過去の経験から車高調のオイル漏れは、時間が経っている事も多く、漏れた跡が残り難いですが、漏れ始めて間もない場合、ショックのボディーにオイル痕が見られるケースもあるので、その場合だけ注意しておきましょう!!
関連記事はコチラ!!