クーラントが漏れ出すタイミングは、何の知らせも無くその時は不意にやってきます…
コレから車検を控えているんだけど、車検にはこのまま通るのかな??そんな疑問を抱いている人は少なく無いと思います。実際に僕自身も友人からそのような相談を受けた事が過去にありました。
そこで、よくユーザー車検に行く僕が、クーラントの漏れは車検に通るのか?そんな疑問について回答していきます。
先に結論をお伝えしておくと、車検に通す事は可能ですが、ユーザー車検に限ります。店出し車検ではまず修理してからの車検取得になると思います。
クーラント漏れがあると車検に通らないって本当?!
コレは本当です。クーラントが漏れている状態では、車検に合格する事は出来ません。基本的に、車検時は本来、漏れているはずの無いものが漏れている場合、修理をしないと車検に合格出来ない!という事を頭に入れておいて下さい。
- クーラント
- 潤滑グリス
- エンジンオイル
- マフラーの排気ガス
ざっと例を挙げるとこんな感じです。今回はラジエターのクーラントの話ですが、車検に対する漏れというトラブルはクーラントに限らず、基本的には車検に合格出来ません。
どうしてもそのまま通したい場合
とは言え、とりあえずでもいいから、クーラントが漏れたまま、車検に通したい!と願う人もいるでしょう!
そんな方に向けて一応アドバイスしておきます。まず1つ目はユーザー車検にて車を持ち込む事。クーラントが漏れている車を店出しの車検に依頼した場合、まず直されてからの車検取得になると思って下さい。
そもそも、クーラント漏れは車検云々では無く、車がオーバーヒートしてしまう大きな原因の1つで、車が故障し走れなくなってしまう可能性のあるほど重大な故障です。それを見逃して車検を取得してくれるお店は無いと思います。
そして2つ目は、クーラントが漏れている箇所を、念入りに洗浄してから車検に挑んで下さい!という事です。
コレは、エンジンオイルが漏れている車にも効果的な事です。洗車場の高圧洗浄機を使って漏れている箇所を洗い流すことで、『漏れを誤魔化す事が出来ます。』
漏れている度合によっても変わってきますが、僕がユーザー車検に行く際は必ず行っている事です。車検に落ちると面倒臭いので少しの疑いでもある場合は、念には念を!という事でピカピカにして車検に挑んでいます。
高圧洗浄機を使って、漏れ部分を洗浄する際は、車検に行くギリギリのタイミングがおすすめです。洗浄した後、あまりにも車を走らせすぎてしまうと、再び漏れている痕跡が残ってしまう為です。
もし車検に落ちてしまった場合は?
クーラント漏れがある状態で車検に行き、もし車検に落ちてしまったら?そんな疑問もあるでしょう!!
その場合、『再検査』になります。
コレはクーラント漏れに限らず、どの項目で落ちた場合も同じです。再び検査してもらいます。再検査の場合、その車が『何の項目で落ちたのか?』コレが履歴として残るため、ダメだった箇所のみをチェックされます。
つまり、クーラント漏れが原因で車検に落ちた場合、クーラントの漏れは直してあるか?をチェックされるという事です。
このため、初検査の時よりも重点的に検査されますので、完全に直していかないと車検の合格は無いと思って下さい。
まとめ
クーラントが漏れてしまっている車は、そのまま車検に通す事は出来ませんが、厳密には不可能ではありませんが…
クーラント漏れは、車が走れなくなってしまう恐れがあるのであまりおすすめはしませんが、何かしらの理由があり、そのまま車検に通したい!!というのであれば、僕が紹介した通り『洗車場の高圧洗浄機』を使って車検に挑んでみて下さい!!
漏れの度合次第ですが、車検にいくギリギリのタイミングで洗浄していく事をおすすめします。
それでは!!
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