先日購入したBMW『e91』のエンジンオイル交換を行いましたので作業内容を紹介していきます。
気になるエンジンオイルの種類、量、交換後のオイル量の確認方法のやり方についても分かりやすく解説していきます。
今回交換したのは2008年式3シリーズのツーリングワゴンですが、E90系のセダンやクーペも同じ容量で交換が可能です。
エンジンオイル交換方法
使用工具
- マイナスドライバー
- 17ミリソケットレンチ
マイナスドライバーは、オイルパンの真下に付いている、アンダーカバーを取り外すのに使用します。ちょうどドレンボルトの真上に、小窓ちっくなカバーがありますので、部分的に取り外し可能です。
肝心のドレンボルトは17ミリです。
フィルター交換しない場合、使う工具はこの2つです。
オイルの種類と量
- カストロール 5w40
- オイル量 4リットル
オイルのメーカーは特に拘る必要はありませんが、5w40(オイルの粘度)は純正品と同じものを使うようにしましょう!!
欧州車はエンジン内の温度が高くなる為、オイルの粘度も高めです。
今回、これを使いました。欧州車によく使われるオイルです。金額も3000円前後で当たり障りのないオイルです。こまめにオイル交換をしてやればこれで十分です。
交換作業の流れ
- オイルを抜く
- ドレンボルトを閉める
- エンジンオイルを補充する
- オイル量の確認
それではオイル交換の手順について説明していきます。今回、車はジャッキアップせずに交換をしていきます。純正車高なら何とか交換可能です。
エンジンオイルは熱くなりますので、エンジンを止めてから少し時間を置いてから作業しましょう!
ジャッキアップした方が楽ですが、オイル交換にあまり時間を使うのは勿体ないのでサクッといきます。
まず、エンジンの下に潜ったら、ドレンボルト上の、アンダーカバーをマイナスで回転させ、カバーを外します。
カバーを外すとオイルドレンボルトが見えると思います。
こちらがドレンボルト。17ミリのソケットを使って外していきます。
ボルトの頭が結構低いので緩める際はボルトを舐めさせないように注意して下さいね。
ドレンボルトを外す前に、廃油を捨てるパックを下に構えて、慎重にドレンボルトを外して、オイルを排出していきます。
排出完了。
廃油はいつもコチラのパックで処理しています。燃えるゴミで廃棄出来るのはありがたいですね!!
オイルが抜け切るまでには少し時間が掛かります(5分〜10分程度)ので、その間に、補充するエンジンオイルの準備をしていきます。
オイルが抜けきったら、忘れずにドレンボルトを締め込みましょう!この時ドレンボルトに付いている銅ワッシャーは再利用せずに、新しいものに交換しておきましょう!
銅ワッシャーの再利用は、オイル漏れの原因になります。金額も安いのでケチらず交換した方がいいです。オイルが漏れてしまったら、面倒ですからね!!
もし、どうしても手元に準備していなかった場合、付いていた向きと反対向きにして取り付けると漏れにくくなります。
ドレンボルトを閉めたら、後はエンジンにオイルを補充してオイル交換は完了です。ちなみに画像の赤丸部分のキャップを外してオイルを注入します。
オイル量の確認方法
この年代ぐらいのBMWからエンジンオイル量は、すべてコンピューターで管理されていて、ボンネット中から目視確認は出来ません。
エンジンオイルを補充し終わったら、エンジンを掛けてスピードメーターのところでチェックします。
まず始めに、ウインカー側レバーに付いているこちらのボタンを上方向に上げてOILを選択します。
OILを発見出来たら、横のBCボタンを右側にスライドさせて決定します。
そうするとこちらの画面に切り替わり、オイル量の測定を開始してくれますので、しばらく待ちます。
2.3分ほどすると、再び画面が切り替わりオイル量の測定が完了します。このようにOKマークが出れば完了です!もし、OKでは無く【+1】と表示された場合は1lオイルを足してあげましょう!!
+マークが出た場合は、オイルが不足している証拠です。
オイルを再び継ぎ足し、もう1度同じ手順で測定し、OKが出てくれば完了になります。
まとめ
多分オイル交換をした事が無い方でもそれ程難しい作業ではありません。
外車のオイル交換て無駄に工賃が高いですが、自分でやってしまえば、費用を格段に抑える事が出来るので是非、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
エンジンオイルは熱くなりますので、よく冷ましてから作業に取りかかって下さいね!
それでは!
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