街中を走る車を見渡すと、車高調が取り付けられている車(車高が下がっている車)って結構見る機会があると思います。
でもそもそも何のために車高調を取り付けるの?そんな疑問を抱く方も多いと思います。
そこでこの記事では、そんな疑問を抱く方に向けて【車高調を取り付ける目的(メリット)】について3つ解説していきます。
車高調を取り付ける3つの目的
車高調を取り付ける目的について以下の順番で解説して行きます。
- 見た目がカッコ良くなる
- 走りが安定する
- ショックアブソーバーのリフレッシュ
見た目がカッコ良くなる
車高調を取り付ける大半の方はここに目的を置いている場合が多いです。
車高を下げる事で、タイヤとフェンダーの隙間が埋まり、見た目がカッコよくなると言うのが1つ大きな目的です。
別に車高をベタベタにしたい訳じゃないけど、タイヤとフェンダーの隙間が気になる!と言う方なんかも車高調を取り付ける場合がよくあります。
どのくらい下げたいかによっては車高調ではなく【ダウンサス】という部品で安く車高を下げる方法も存在します。
ダウンサスについてコチラの記事で解説しています。費用やメリット・デメリットについての解説です。
走りが安定する
次に走行性能を上げるために取り付ける目的があります。
車高調を取り付け、車高が下がる事で車の重心が低くなり、カーブを曲がる際などに走りやすい車になります。
日本車の多くは乗り心地を重視し、【ふわふわ】した足回りの車が多いです。
このような足回りだと、どうしても車がカーブを走行中に車重移動した時、車が大きく傾いてしまい、ドライバーの不安を煽るような形になります。
高速道路に入る前によく見られる【グルグル】した道を走る時なんかにちょっと車が倒れそうになる…。そんな経験した事ありませんか?
車高を下げる事であの不安が無くなり、走りやすくなります。
そんな理由から、スポーツカーやレーシングカーって低い車が多いですよね??
あれは見た目の問題ではなく、早く走るための車だから走りやすさを求めて、あのようなスタイルになっていますよ〜。
あの有名なYouTuber(ラファエルさん)が乗っているランボルギーニも低いですよね??
ショックアブソーバーのリフレッシュ
車が古くなってくると、ショックアブソーバーのオイルが抜けてしまい乗り心地が悪くなってしまう事があります。
1つ目安としてショックアブソーバーの寿命はこんな感じです。
- 新車登録から10年
- 走行距離が10万キロ
あくまで個人的な目安ですが、新車登録から年数が経ったり、走行距離が伸びるとショックアブソーバーは使い物にならなくなります。
そこで、ショックアブソーバーを新品にしたい!と考えた時、純正品のショックアブソーバーは結構高価で、場合によっては車高調の方が安く済む場合があります。
ちなみに、コチラはトヨタのクラウンの純正ショックアブソーバーの値段です。一本でこんなに高いの?!とびっくりされる方も多いかもしれません。
基本的に4本とも交換するので、単純計算で4倍の金額です…。
そんな理由から車高調の導入を行うオーナーさんもいます。
金額が安くなくても、折角なら少し高いお金で車高調整機能を付けたい!という方の検討も多いです。
まとめ
いかがでしたか?見た目だけではなく、走行性能の向上もある車高調。
決して車高調はおすすめですよ!!皆んなも取り付けしてね!!なんて事は言いません。笑
金額も決して安くは無いので、少し見た目を変えたい!とかもっと走りやすい車を求めるような方は検討してみて下さいね。
ディーラーで純正ショックアブソーバーを交換しないとだめだよ!と言われた方も一度車高調の金額を見てみるのも良いと思います!
それでは!楽しいカーライフを!!
先日僕自身がBMWに取り付けた車高調のレビュー記事がコチラです。
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