ホイールを購入したする際は、デザインだったりインチだったり様々な事に迷いながら購入を進めるのが大半の方が通る道だと思います。
中でも特に迷うのが【オフセット】ですよね?
どのくらいのオフセットを履かせればドンピシャなのか?
これってなかなか判断が難しいところです。
そこで、ホイールのオフセットを計算によってドンピシャに決める方法についてのノウハウをご紹介していきます。
これは普段からホイールを決める際、ぼく自身が行なっている方法ですので参考にしてみて下さい!誰にでもできる簡単な方法です。
ホイールのオフセット計算とは?
ホイールのオフセット計算って何?という方もいらっしゃると思います。
ホイールのオフセット計算は簡単に説明すると、現状のホイールから、新たに購入するホイールを自分の車に履かせたとき、【内側】と【外側】のクリアランスを調べる事です。
つまり、履きたいホイールを履くと、現状から内側にはどのくらい入り込むのか?もしくは外側にどのくらいホイールが飛び出すのか?これを計算するのが【オフセット計算】です。
ホイールのオフセット計算方法
ここからホイールのオフセット計算のやり方を紹介していきます。先日、BMWに新しいホイールを購入し、実際に履かせましたのでそれを例に紹介していきます。
ホイールのオフセット計算にはこちらのツールを使っていきます。
こちらのリンクを開くと、このような画面になります。
ここに現状のホイールサイズ(J数とオフセット)を入力していきます。次に下の枠に新たに履くホイール、もしくは購入を検討中しているホイールのスペック入力を行なっていきます。
今回のBMWは…
現状 8.5J +34 → 10.5j +0
数値を入力し、計算ボタンを押すと…
このように数値が出てきます。
- 外側 +59.4ミリ
- 内側 −8.6ミリ
これは外側に59.4ミリ飛び出し、内側に8.6ミリ引っ込むという計算になります。
実際はマイナスオフセットなんですが…
マイナス数値は計算出来ないのでここに出てきた数値に足してあげればOKです。
マイナスオフセットの場合その数値分、ホイールが外側に出るので外側の数値にプラス。内側の数値にマイナスします。
■オフセットがマイナス10なら…
- 外側 +59.4ミリ →+69.4ミリ
- 内側 −8.6ミリ →−18.6ミリ
実際にホイールを履かせるとこんな感じです。微妙な個体差はあるものの、かなり精度の良い計算が行われています。
計算した通り、ガッツリホイールが飛び出しています…
この飛び出し具合はぼくの中の感覚による計算です。
皆さんは車高を下げたり、キャンバー角を決めてからホイールを決める事をお勧めします。笑
さっきの状態から全て足回りを組み込むとこんな感じ。ドンピシャでした!ちなみに誰にもオフセットなんて聞いて無いし、本当に自分の感覚というか、直感を信じてホイールを購入しています。笑
失敗のリスクもあるため絶対におすすめはしません。
フェンダーとリムの距離を測る方法
ホイールのオフセット計算をした後は、フェンダーとリム(ホイール)の距離を測ります。
■やり方
フェンダーに糸を貼り、その糸に重りを付けます。
糸に重りを付ける事でフェンダーと垂直に糸が垂れるので、後はホイールから糸までの距離をメジャーなどを使って計測してやればOKです。
この時使う糸は何でもOK!タコ糸とかならどの家庭にもありそうですね。
タコ糸無い!なんて方はパーカーやスウェットに付いている、締め付け用の紐でも代用可能です。笑
これをやらないと、いくらオフセット計算をしても結局そのホイールが履けるのかどうかの判断が出来ません。
オフセット計算では、外側に何ミリ飛び出すとか、内側に何ミリ出るのか?という数値を知るためのものです。
この数値を参考に、実際に自分の車に取り付けた際どのくらいホイールとフェンダーに隙間が生まれるのかを調べる必要があります。
攻めすぎると失敗する
アプリを使って、ホイールのオフセット計算をし、フェンダーとリムの距離もバッチリ測ったからOK〜!!
とは言うものの、あまりにもフェンダーとリムの距離をパツパツにしてしまうと失敗する可能性があります。
当然、このやり方をすればツライチにする事は簡単ですが、問題はその状態で走行出来るか?
ここが1番のポイントになります。
まとめ
ホイールを購入する際は、僕自身必ずここで紹介させて頂いた、オフセット計算のアプリを使って計算しています。
過去に乗っていた車も全て、オフセット計算させてもらっていますが、計算はかなり的確ですので信頼のおけるアプリです。
皆さんも、ホイール購入時時はこちらのアプリを使ってオフセット計算すると迷わずオフセットを決める事が出来ると思います。
それでは。
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