先日から家の車のサンバイザーがバカになってしまい、落ちてくる状態に…。
バイザーが所定の位置をキープ出来ずに、下側に垂れ下がっている状態ですね。
そこでサンバイザーを分解して、修理してみましたので簡単に修理の内容を紹介していきます。
サンバイザーが落ちてくる原因と修理方法
ちなみに今回修理する車は、日産のキューブです…。キューブのバイザーは他の車に比べて段違いでサンバイザーが大きいで有名です…。
車体にプラスネジでサンバイザーが固定されていますので、そちらのネジを外してサンバイザーを取り外してやります。そしたら、サンバイザーのカバーをカッターで切断します。
基本的にどの車もサンバイザーのカバーは、溶着されており切らずに分解するのは不可能かと思います。
カバーを切っていく際には、なるべく溶着してある部分を狙って切ってやることをお勧めします。
今回の車両のサンバイザーは、このような2ピース構造になっておりましたので、大きくカバーを切ってここまで分解しちゃいました。(ここまで開く必要はありませんでしたが、興味本位で…。)
分解してみると、プラスティックの破片が出てきました。
主軸を押さえている金属の金具が軸と一緒に回転しないように押さえている、黒い部品の回り止めに使用されていた部品ですね。この部品がない状態だったのが、今回サンバイザーが落ちてくる原因でした。
割れちゃってますので、こちらをビス留めして元いた場所に強引に固定してやります。
あとは、切ってしまったカバーを地道に接着剤で貼り付けてやり、作業完了です。
カバーをカッターにて一筆でカットしてやれば、切断跡はそれほど気にならないかと思います。なるべく目立たせたくない人は、溶着部分の真上をなぞるようにカットして下さい。
主軸の抑えがダメになっているケース
サンバイザーが落ちてくる原因の多くは、今回のようなケースではなく主軸を押さえつけている金具側が何らかの理由で、緩々になっているケースかと思います。
以前乗っていたムーヴの時にはそっちでした。
この場合は、サンバイザーを今回同様に分解し、軸受が主軸をガッツリ抑えるようにビス等をうまく使って押さえつけるようにしてやれば、サンバイザーが落ちてこなくなるかと思います。
こればっかりは、車種によって内部の構造が異なりますので、分解してみないことには分かりませんけどね…。
まとめ
サンバイザーの使用頻度が多かったり、車の年式が古くなってくるとサンバイザーが落ちてくるケースは珍しくありません…。夏場の車内は温度がかなり高くなるので、プラスティック部品の経年劣化も激しいものです…。
今回は、興味本位でサンバイザーを分解して、修理してみましたが、一度割れてしまっている以上、再度別のところが割れてしまう可能性も無きにしも非ず…。
とりあえず、何度かバイザーを下げたり上げたりを繰り返しましたが、問題なく可動し任意の位置をキープするので修理完了です。
手間暇を考えると、オークション等で中古のバイザーを購入して交換してしまう方が確実かと思います。中古で購入すると、またすぐに落ちてくるケースも考えられるので難しいところですが…。
純正品の新品がベストですが、地味にバイザーって高いから迷いどころですね。
それでは。
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