スピーカー交換に加えて、デッドニングをしてさらに音質の向上をと考えているんだけど、デッドニングって音質が良くなるメリットがある反面、デメリットもあるのかな?
こんな疑問を持たれる方も少なくありません。
そこでこの記事では、施工前に知っておきたいデッドニングのデメリットについて紹介していきます。
※メリット(効果)については、こちらの記事でお話ししています。
施工前に知っておきたいデッドニングのデメリット
スピーカーの音質向上に大変大きな効果があるデッドニングですが、当然メリットがあるものにはデメリットが付き物です。
▪️デッドニングのデメリット
- 車重が重くなる
- ドア付近の故障時に修理が大変になる
主にデッドニングをすることで起こりうるデメリットはこの2つです。
車重に関しては、街乗り程度であればそれほど大きな問題にはなりませんが、ドア1枚に付き2キロ程度車重が重くなります。ドアだけであれば良いですが、天井やフロア等も制振材を貼っていこうと考えている場合は、貼り方にもよりますが10キロ以上車重が重くなります。
ただ、ここに関しては、街乗りであれば何の問題も無いというのが結論です。だって、僕の体重は50キロちょっとしかありませんが、70キロ、80キロ体重がある人が同じ車に乗ったとて何の問題もないでしょ….。
デッドニング最大のデメリットは、ドア付近の修理をする際に、余計な手間が掛かったりせっかくお金と時間を使って行ったデッドニングを剥がす羽目になるという点にあります。
ドアの中にある部品を交換するためのサービスホールを塞いでしまうので、その中にある部品が壊れて交換するような場合は、サービスホールに手や工具が入るよう、制振材を剥がす必要があります。
- ドアロックアクチュエーター
- ウィンドーモーター
- 窓ガラス などなど
車屋さんによっては、別途で工賃が増えたり(多分確実に工賃は高くなると思う)、場合によっては作業を断られる場合もあるかもしれませんね。(僕は整備士ではありませんが、絶対そんな車の修理はしたくないね…。)
車売却時の査定にはほとんど響かない
車を売る際のことを懸念される方もいらっしゃるかと思いますが、ここに関してはデッドニングしてあるから査定額が下がってしまうという心配は無いと思います。
人によっては、ドアを開け閉めする際に、ドアをデッドニングしていることに気が付くこともあるかと思いますが、多くの人はデッドニングしてあることに気が付きすらしないかと…。
少しでも安く車を買い取りたいと前傾姿勢になっている業者さんであれば、指摘されてもおかしくは無いかと思いますが…。
仮に査定額に影響が出るのであれば、売る際に制振材を剥がして元々貼り付けてあった、純正のビニールに戻すとかね。
後からトラブルになるのが嫌であれば、売る際にデッドニングしてあることを伝えておくのが良いかと思います。
まとめ
車のドアをデッドニングする場合、ドア付近の修理をする際に余計な手間が増える点とデッドニングに掛けた時間とお金が無駄になってしまうことが大きなデメリットになります。
とは言え、ドア周りの部品が壊れて修理しなくてはいけないような状況ってそうそう無いので、もしデッドニング後にそうなってしまった場合は、運が悪かったと思うしかありませんね…。
ちなみに、いつだか乗っていたエリシオンはドアロックのアクチュエーターが故障し、交換の作業を行なっています。(デッドニングはしてなかったですが。)
デメリットがあるのはもちろんですが、デッドニングをすると大幅に音質が向上するので興味がある方であれば、思い切ってデッドニングしてみることをお勧めします。
それでは。
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