スピーカーを変える際に取り付けてら際に使うスピーカーバッフルってなんであんなに高いんだろう…
平気で4000円ぐらいの価格で販売されています…
そこで今回スピーカーバッフルを自作してみることにしました。
スピーカーバッフルを自作する方法を写真付きで解説していきます。
スピーカーバッフルの自作に使うもの
- MDFボード
- 電動ジグソー
- インパクトドリル
- 木工用ドリル(8ミリ・10ミリ)
今回は手持ちの9ミリで作成していきました。
スピーカーバッフル自作の手順
- 切断用の下書き
- MDFの切り出し
- MDFのビス止め
- 切断
- 穴あけ
- ザグリ加工
切断用の下書き
まず始めに作成したいスピーカーバッフルのカタチを下書きしていきます。
下書きはえんぴつやシャーペンがおすすめです。間違えた時に消さないとちょっぴり不便です。
下書きは1つ書けばOKです。
切断時に2枚まとめて切断するためです。
MDFの切り出し
下書きが終わったら次にMDFボードを必要な分切り出します。作ろうとしているスピーカーバッフルより全周2センチほど大きければ充分です。
MDFボードをカットして同じサイズの切り出しを2枚用意します。
この時2枚のサイズはざっくりで大丈夫です。
電動ジグソーは初心者の方でも扱いやすいです。結構思い通りにスイスイ切れますよ〜!
MDFのビス止め
切り出したMDFボードを2枚重ねて切断するため、ビス止めにて2枚を固定していきます。
まず取り付け穴位置にビス止めを行います。
次に内側のくり抜く部分にも3箇所ほどビス止めを行っていきます。
内側もしっかりビス止めしておかないと、カットする際に作業しづらいです。
ビス止め後はしっかり2枚のMDFボードがしっかり密着しているかを確認しましょう!
MDFボードが浮いていると綺麗に切断出来ません…
切断用の穴あけ
外側の切断はそのままでカットする事が出来ますが、内側のくり抜きはそのままでは作業が出来ません。
電動ジグソーの入る穴を開けて、そこから切り出せるようにしてあげましょう。
ジグソーのスタート位置ですので、穴を開ける場所はどこでも大丈夫です。
ただ、あまり切断部分との距離が近すぎると切断時に作業しづらいので少し離れた位置に穴を開けておくと綺麗に切断しやすくなります。
切断
切断の順番は内側から切断していきます。
先に外側から切断してしまうと、最後に内側を切る時に押さえにくくなってしまうためです。
内側と外側両方の切断が出来れば後は取り付け穴を開けてあげれば作業完了です。
内側の円を確実に綺麗にカットしたい方は『サークルカッター』を使うといいかもしれません。
サークルカッターのレビュー記事はコチラ。
穴あけ
穴あけは2枚のMDFボードを固定していたビスを外して順番に穴を開けていきます。
3つある穴のうち2つの穴あけはビス止めが1本残るので何もせずに2枚同じ場所に穴あけが可能ですが、最後の1本はもうビスがありませんのでズレてしまいます。
そこで最後の穴あけは、万力を使って2枚のMDFボードを固定し、穴をあけてやりました。
万力等で固定する際は当て木を行いましょう。やらないと割れたり、凹んだりしてしまいます…
ザグリ加工
ザグリ加工はボルトの逃げを作るものです。
これをやらないとスピーカーとボルトが干渉してしまうため、取り付けが出来ません。
ザグリ加工はこちらを使いました。
M6のボルトで固定するので11ミリでも良かったのですがワッシャーを入れたかったので15ミリにしました。
今回僕は最後にザグリ加工を行いましたが、木工の加工では先にザグリ加工をしておいた方が良いです。
ボルト穴をガイドにザグリ加工しようと思っていたのですが、そんなドリルが見つからない…
金属加工とは違うんですね…
皆さんはザグリ加工をしてからボルト穴をあけましょう。
仕上げに塗装
これで完成でもいいのですが、ドアの中って水の侵入、湿気がこもりやすい構造になっているため、防水の一環として塗装をする事をお勧めします。
MDFボードの表面を守れるものならなんでもOKです。
ニスを塗るでもいいと思います。
表面処理をしておかないと、カビが生えたり、ボロボロになってしまうので注意して下さい。
まとめ
ある程度の工具があればスピーカーバッフルの自作はそれほど大変ではありません。
今回僕は初めてスピーカーバッフルの自作を行いましたが1時間掛からないぐらいの時間で作成可能でした。
ぜひ皆さんもチャレンジしてみて下さいね!!
もし、スピーカーバッフルを作って欲しい!!という方は型取りさえしてもらえればこちらで作成する事も可能です。
その際はお問い合わせフォームよりご相談ください。
それでは!
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