昨日の続きで、この記事では、N-BOX(JF1)の車高調取り付けフロント編について紹介していきます。
▪️リア編はこちら
使用する工具
- ラチェット
- ソケット(10、12、17、19ミリ)
- クリップ外し
- メガネレンチ(17ミリ)
- インパクトレンチ
【N-BOX(JF1)】車高調取り付け。フロント編
車をジャッキアップしたあとは、ショックアブソーバーに固定されている、ブレーキホースとABSセンサーを外します。今回の車両はスタビライザーがありませんでしたが、スタビライザー装着車両の場合は、スタビリンクも。
ブレーキホースの固定ボルトは12ミリ。
合わせて、ナックルとの連結ボルト(17ミリ)2本も緩めておきます。アッパー側が外せる直前まで、ボルトは入れておくことをお勧めします。ホンダ車のドライブシャフトは簡単に抜けちゃうので…。ナックルをフリーにする時間は限りなく短めにするのが良いかと思います。
ナックルを手前側に傾けると、脱臼します…。
※唯一の注意点かも。
一度、別のNシリーズでやらかしてますので、参考までに。
アッパーマウント側を固定するナットは17ミリ。(センター1本止め)
ここのナットを緩めるのに、インパクトレンチを使用したかったのですが、カウルトップが邪魔で上手くアクセス出来ず…。カウルトップを外してアクセスしています。
インパクトレンチを使用しない場合は、角度が付いているメガネレンチを使用します。(その場合は、カウルトップは邪魔にならないと思うので、外す必要はないかと思います。)
- ワイパーを外す
- クリップを外す
- ウォッシャーホースを外す
クリップはエンジンルームの中側にあるこれ。(画像中央らへん)下側をペンチ等で挟みながら、クリップ外しで簡単に外せます。
運転席側に関しては、ストラットの固定ナットにアクセスするのに、ヒューズボックスを浮かせてズラす必要があります。爪3箇所に細めのマイナスドライバーを差し込み、ヒューズボックスを上側に引っ張ると抜けます。ちょこっとずらして、長めのエクステンションバーを併用すればアクセス可能。
車高調を取り付ける際には、純正ショックに使用している部品2点ほど移植する必要があります。
- ベアリング
- ゴムマウント
ベアリング部分に関しては、19ミリのナットを外して付け替え。
ベアリングもゴムマウントも劣化によって、異音の原因になるので、走行距離が嵩んでいる場合や今後長く乗る予定の方は、新品を用意して同時交換しても良い部品かと思います。
部品を組み付けたら、あとは逆の手順で車高調を取り付けてやるだけです。
まとめ
リアの車高調取り付けに比べると、フロント側の方が少しだけ面倒かもしれません。
フロント側の車高調を取り付ける際には、兎にも角にもドライブシャフトが抜けないようにだけ注意です。ストラットとナックルの連結部分を外したあとは、ナックル側が手間に倒れないようにしてください。
純正ストラットを抜く際に、ショックの取り外しに集中していると、純正ショックは長いのでついついナックルを手間に倒しがち…。
それでは。
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