引っ張りタイヤを組んでいる人達ってみんなどのぐらい空気圧を張っているんだろう?
こんな疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。
そこでこの記事では、引っ張りタイヤの空気圧ってどのぐらい入れておけば良いの?というテーマでお話ししていきます。
ここに関しては、人によって考え方が変わるのであくまで1つの目安になれば幸いです。
引っ張りタイヤの空気圧はどのぐらい?
引っ張りタイヤの度合い(どのぐらい引っ張るか)によっても異なりますが…
- 引っ張りタイヤの空気圧は3キロ弱〜4キロ程度
このぐらいの空気圧で調整することが多いです。
このぐらいの空気圧で収まる理由は色々ありますが、1番の理由はタイヤが耐えられる(メーカーが指定する)空気圧が3キロちょっとであるのも理由の1つです。
あくまでも僕自身の事例に過ぎませんが、引っ張りタイヤのサイズと空気圧を載せておきます。
■空気圧2.8キロ
- 15インチ 7J 165/45r15
■空気圧3キロ
- 16インチ 9J 195/45r16
- 17インチ 9J 195/40r17
■空気圧4キロ
- 18インチ 10.5J 225/35r18
空気圧が少ないとどうなる?
引っ張りタイヤの空気圧が低いと、2つの症状が現れます。
- ビートが落ちる可能性
- ビートが痛んでエア漏れの原因
空気圧が低いからと言って、すぐにビートが落ちるわけではないです。
1番の問題は、走行中にタイヤのビートがズレることで、ビートが痛み、エアが漏れてしまうこと。
これが原因で知らぬ間にエア圧が低下していき、ビートが落ちるケースが大半です。(僕も一度だけやったことある。)
1度エアが漏れ出してしまうと、漏れ癖が付いてしまい空気圧を上げても漏れ続けてしまうようになるので注意が必要です。
空気圧が高いとどうなる?
じゃ空気圧を高めに設定しておけば、長いことエア圧を見なくても良いんじゃね?
こんな風に考えて、空気圧を高めにする方もいらっしゃます。
しかしながら、タイヤの空気圧を高めにすると言うことは、タイヤの負担が大きくなります。
常に圧が掛けられている観点からもそうだし、走行中の衝撃をタイヤのたわみで逃がせなくなるという点もあります。
引っ張りタイヤがセパってしまう原因の1つだったりします。(扁平率によってセパら無かったりセパリやすかったり…)
空気圧の高過ぎがホイールにクラックを入れる原因になることも。空気圧を高くし過ぎるとホイールが割れるってわけではないんですが…。
まとめ
引っ張りタイヤの空気圧は、3キロ〜4キロの間で調整される方が多いです。
タイヤサイズとホイールサイズの兼ね合いにもよりますが…
引っ張りタイヤで1番避けておきたいのが、エア圧が低下している状態で走行を続けるコトです。
エア圧が低下している状態で乗り続けると、ビートからエアが漏れる原因になります。
さらに厄介なのは、そのような状況下で一度エアの漏れが発生すると、【漏れ癖】が付いてしまうので注意です。
空気圧を上げてもエア漏れが止まらない状況が生まれやすくなります。
それでは。
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