カウルトップの色褪せが気になるな…。ここを綺麗にしたい。
そんな悩みを持たれる方も少なくありません。
中には、樹脂材の復活材等を定期的に塗っているユーザー様もいらっしゃるぐらいです。
そこでこの記事では、カウルトップ(ワイパーカウル)の塗装方法についてお話ししていきます。もう色褪せに悩むことは無くなります。
カウルトップの塗装に使うもの
- カウルトップの脱着に必要な工具
- カーシャンプー
- パーツクリーナー
- シリコンオフ
- 艶消し黒の缶スプレー
カウルトップの脱着には車種ごと、使用する工具が違うので各々お調べ下さい。ワイパーを外すのにナットを外すのとクリップ外しがあれば大概、コトが足ります。
使用する缶スプレーは、艶消しブラックの缶スプレーです。
好み次第では、艶ありでも良いですが純正のイメージを壊さないようにしたいのであれば、艶消しがおすすめです。プラスで艶消しの方が塗りやすいです。
カウルトップの塗装方法
カウルトップの塗装手順は以下の通りです。
- カウルトップを外す
- カウルトップの洗浄
- カウルトップを脱脂する
- 艶消し黒で塗装する
順番に解説していきます。
カウルトップを外す
カウルトップの脱着方法は、車種によって異なりますがワイパーを外して、クリップを外すと外せる車が多いです。
たまに、ワイパーが固着していてすんなり抜けない事があります…。
カウルトップの洗浄
カウルトップが外せたら、カーシャンプーや洗剤等を使用して洗っていきます。
洗剤を使用して、大まかな汚れを洗い流します。
家で洗車をする事がな人は、カーシャンプーなんて持っていない人もいるかも?そしたら、食器用洗剤を使用すれば良いと思います。(むしろそっちの方が脱脂力がありそう。)
くれぐれも撥水コーティングが含まれるような、カーシャンプーは使用しないように。※元も子もないよ…。
カウルトップを脱脂する
カーシャンプー等で洗浄が終わったら、パーツクリーナーを使用して脱脂していきます。
洗車機の撥水コーティングを掛けていたり、撥水入りのカーシャンプー等を使用されている方だと、油分がついているので、塗装が弾いてしまします…
なのでパーツクリーナーで念入りに脱脂します。
シリコンオフの方がパーツクリーナーよりも脱脂力が強いので、手元にあればシリコンオフを使用するのがおすすめです。
パーツクリーナーでも念入りに脱脂すれば、十分事が足ります。
艶消し黒で塗装する
パーツクリーナーでの洗浄が終わったら、乾燥させて塗装に入ります。
色々な樹脂パーツを艶消し黒で塗装していきましたが、どこのメーカーのスプレーを使用しても仕上がりに何ら違いはありません。
▪️塗装前
▪️塗装後
焦らず、塗装してやれば、誰でもこのぐらいの塗装が出来ると思います。
薄くスプレーを吹いていきます。イメージ的には、5.6回に分けて吹くイメージです。
カウルトップは面積が大きいので、端から端まで塗装していれば数分で1番初めに塗装した表面は乾いているのでまた塗っても垂れません。
缶スプレーはガンと違って、塗料の粒が大きいので少しずつ塗っていきましょう。
下処理のペーパー掛けはしないの?
塗装の前ってペーパー(紙ヤスリ)で下処理をしないの?
カウルトップは表面が少しザラザラしているので、ペーパーは掛けずに塗装していきます。
カウルトップを含む、樹脂パーツの塗装は4.5回行なっていますが、ペーパー掛けをしなくても塗装が剥がれた経験はありません。
もしそれでも気になる方や、塗装面がツルツルしている場合は、ペーパーを掛けたりミッチャクロンを使用するのがおすすめです。
ミッチャクロンは少しお高いですが、塗装の乗りを良くします。
あまりコストをかけ過ぎると、新品のカウルトップが買えちゃう車種も出てくると思うので、その辺りは上手く計算してあげることをおすすめします。
※新品買えるような金額になっちゃうのなら、新品の方がいいよね…。笑
まとめ
自分で車の部品を塗装するのは難しそう…
そんな方でも比較的簡単に塗装がしやすいパーツです。表面がザラザラしているプラス艶消し塗料を使用するので、ムラになりにくく綺麗に仕上がります。
兎にも角にも、塗装する時は少しずつ時間を空けて何度も塗り重ねるイメージです。
塗装後は、新品のように綺麗になり、車自体が綺麗に見えるようになります。※ありきたりなキャッチコピーのよう…。
樹脂材の復活材と違って、白くならないのでおすすめです。
それでもやっぱり、塗装は面倒だな…でも白くなっているのは嫌。
そんな方は、ワコーズの【スーパーハード】という復活材がおすすめ。金額が高いですが、持続性が凄いです。一度だけ車屋さんに借りて彼女のミニクーパーに使用しましたが、1年ぐらい持続します。
自分で購入することはないけど、あの持続性は金額はウソつかないな〜。とシミジミ。
安い商品だと、雨に降られると白くなりますが、それがありません。
それでは。
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