これから社外のステアリングに交換するんだけど、社外のステアリングって車検に通るの?
そんな疑問を持たれる方も少なくありません。
そこでこの記事では、社外ステアリングは車検に通るのか?という点についてお話ししていきます。
タイトルにもある通り、社外ステアリングに付け替えても車検に通りますが、いくつかの条件があります。
社外ステアリングは車検に通る?
冒頭でもお伝えしましたが、社外ステアリングでも車検に通すことは可能です。
車検は純正ステアリングで無ければいけないなんて決まりはありません。
ただし、いくつかの条件を満たしている必要があります。
社外ステアリングで車検に通す3つの条件
社外ステアリングで車検に合格するためには3つの条件があります。
- ホーンが鳴ること
- ホーンマークが存在すること
- エアバックの警告灯が点灯し消灯すること
この3つを全て満たしていない場合は、社外ステアリングのまま車検を通過することが出来ません。
ホーンが鳴ること
車検では、ホーンが鳴るかどうかのテストがあります。
ユーザー車検を受けたことがある方なら知っていると思います。
車検時に、ホーンボタンを押してホーンが鳴らないと車検を通過出来ません。
ホーンマークが存在すること
ホーンは鳴れば良いだけでは無く、ホーンボタンにホーンのマークが必要です。
画像のOMPの下にある【ラッパのマーク】がホーンマークですね。
知らない方も多いようですが、このマークが無いと車検に通りません。
純正のステアリングにも絶対にこのラッパのマークが存在します。
過去に知人が車検に行く時にホーンマークが無いことに気が付き、【正露丸】のパッケージからラッパのマークを切り取って、ホーンボタンに貼り付けて車検に通していました。笑
完全にネタですね。
ホーンマークのステッカーが売っていますので、もしホーンのラッパが無い場合は、このようなステッカーを貼り付けて車検に行きましょう。
エアバックの警告灯が点灯し消灯すること
最近の車検では、アクセサリーONの状態とエンジンを掛けた後のメーター周りの確認をされます。
そのため、アクセサリーONの時にはエアバックの警告灯が点灯し、エンジンを掛けた後に警告灯が消える必要があります。
▪️アクセサリーON(キーを一段階回す)
▪️エンジン始動後
つまり、エアバックのキャンセラーを組み込み、エアバックの警告灯を消しておくという意味です。
少し前までは、エアバックの警告灯の電球を外してしまえば、キャンセラーを組まなくても車検に通過することが出来たのですが。このようなズルをする方が目立ち、キーオンの状態で玉が入っているか否かの確認がされるようになりました。
社外ステアリングに交換する際は、必ずキャンセラーを組み込みましょう。
あからさまな小径ステアリングは注意
現在では、ステアリングの直径に決まりはありませんが、あからさまな小径ステアリングは注意を受ける場合があります。
ステアリングに関する車検合格の条件には以下のようなものがあります。
- 運転者がスピードメーターを確実に確認出来る
- 事故時に運転者の安全確保が出来る
※こちらは検査官のさじ加減に過ぎないので、先ほどの条件には記載しておりませんでした。
あまりにも、小径過ぎるステアリングだとメーター確認が出来ないことを指摘されることがあります。
この辺りには注意しておきましょう。
小径ステアリングだと、ムーンアイズのこのステアリングが有名ですね。このようなステアリングを付けようと思っているユーザーは注意して下さい。
個人的な主観に過ぎませんが、30φを下回る直径のステアリングは注意しておきましょう。
まとめ
社外ステアリングを付けた車の車検では以下の点に注意して下さい。
- ホーンが鳴ること
- ホーンマークが存在すること
- エアバックの警告灯が点灯し消灯すること
ホーンボタンをしっかり繋ぎ、エアバックのキャンセラーさえ組んでおけば問題なく車検を終えることが可能です。
あからさまな、小径ステアリングを付けたい方は純正ステアリングに戻して車検を受けることをお勧めします。
車検って落ちて良い気分になりませんからね。
それでは。
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