これから調整式のアッパーアームを買うんだけど、どこのメーカーが良いのかな?
アッパーアームを購入する際、どこのメーカーを購入するか迷う方も多いです。
そこでこの記事では、アッパーアームのおすすめメーカーを5選紹介しつつ、失敗しない選び方についても解説します。
アッパーアームの選び方
アッパーアームを選ぶ際には自分が何を1番に求めてるかを明確にしておく必要があります。
- アッパーアームの価格
- キャンバーの調整幅
- 車検に通す事が出来るか
- メーカー品であるか
アッパーアームを購入する際、これらに優先順位を付けてからアッパーアームを選び出すと失敗しません。
安い方がいいけど、でもキャンバーの調整幅が多くないとダメ。
そんな風に思っている方も多いと思いす。
そんな方は安易に安いアッパーアームを購入してもキャンバー調整幅に不満を覚えて買い直すハメになる事も…
キャンバーの調整幅に関しては、商品ページの詳細欄に純正比何ミリの調整が可能か?記載があります。
色々なメーカーの数値と比較してから購入すると、失敗を防ぎます。
▪️他社比較する内容
- キャンバー調整幅
- アームの金額
アッパーアームのおすすめメーカー【5選】
- クスコ
- メーガン
- Z.S.S
- ファイナルコネクション
- スキッドレーシング
ここで紹介していくメーカーはこの5つです。
中には、似たり寄ったりのメーカーも並んでいますが、これは車種によっては設定が無いものがあるためです。
少しでも多くの人にアーム購入の選択が出来る様に書いていきますのでそこはご了承下さい。
※ここで挙げたメーカーは、全て僕自身が1度は取り付けを行った事があるメーカーです。
クスコ
クスコのアッパーアームは、安く購入する事が出来ます。
しかし、今回紹介した5つのメーカーの中でキャンバー調整幅が1番狭いメーカーでもあります。
※車種によってはそうではないケースもあるかも
キャンバー調整幅は他社メーカーと比べて少ないですが、造りは悪くありません。
実際に使ってみた感想で、この値段でこのクオリティならお買い得だな。という感じ。
プラスで強度計算書も付いてきますので、車検に通す事も可能だし、強度に対する安心感もあります。
キャンバー調整幅が足りるのであればクスコのアームはおすすめです。
メーガン
メーガンはアメリカのメーカーで、キャンバー調整幅が比較的広いですね。
イベントで見かけるような車たちに御用達のメーカーです。
実際に僕自身もメーガンのアームを使った事がありますが、調整幅は申し分ありませんでした。また、造りに関しても問題ありません。
キャンバー調整幅をとにかく優先したい!
そんな方にはメーガンのアッパーアームをお勧めします。
ただし、メーガンのアッパーアームには強度計算書がありませんので、車検(構造変更)はNGですのでそこは頭に入れておきましょう。
Z.S.S
Z.S.Sのアッパーアームってどうなんだろう?
そんな声がSNS上でもよく確認出来ます。
実際に使ってみて、造りも悪くないしキャンバー調整の幅も余裕があると言うのが率直な感想です。
造りに関していえば、先ほど紹介したメーガンのアームに似ています。
もしかしたら、メーガンと同じところが作っているのかな?これは僕の勝手な意見なので鵜呑みにしないで欲しいですが…
金額がめちゃくちゃ安いと言うわけではないですが、造りもキャンバー調整幅もあるのでお勧めです。
Z.S.Sもメーガン同様に、強度計算書がありませんので、そのまま車検に通すことは出来ませんので注意しましょう。
ファイナルコネクション
ファイナルコネクションのアッパーアームはあまり付けているユーザーがいませんが、アッパーアームに上げ加工が行われている貴重なメーカーです。
アッパーアームに上げ要素を取り込むことで、アッパーアームの万歳を防ぐことが出来ます。
この記事ではあまり詳しくは解説しませんが、足回りの構造をよく考えて作られている印象です。
実際に一度取り付けをお願いされて実物を見ていますが、各部の造りもとてえも良かったです。
ただ、ここで上げた他メーカーと比較して金額設定が少し高いかな…
スキッドレーシング
スキッドレーシングは僕自身も何度か取り付けを行いました。とにかく安く購入出来るアッパーアームです。
ただし、安さゆえ、アームの精度(造り)が悪いという評判も目立ちます。
実際に僕自身もその造りの悪さを痛感した1人です。過去に僕が携わったスキッドレーシングのアームの中に使えないというまで酷いものはありませんでした。
そのあたりに関してはこちらの記事をご確認下さい。
とにかく安くキャンバー調整が出来れば良い。
そんな方はこれらを踏まえた上で購入するなら、良いかもしれません。
鬼キャンに拘るなら…
- 326power
- T-DEMAND
- 日正タイヤ
とにかく、キャンバーを付けたい!
そんな方にはこの3メーカーをお勧めします。
どのメーカーもキャンバーの調整幅には定評があります。
注意点を1つだけお話しておくと、キャンバーアームを買って付けるだけではキャンバー調整幅を最大限使うことが出来ないケースも多いです。
特に、ダブルウィッシュボーン式のアッパーアームの場合、アームが車高調に干渉したり、ナックルが干渉する恐れが大いにあります。
そのため、別途でピロアッパーマウントを使ったり、車体側に加工を施さないとキャンバー調整幅が全て使えないことがあると言うことは頭に入れておきましょう。
また、この3つのメーカーは、みんなの憧れが強く取り付けたいユーザーが多いのも事実。
しかし、そんなメーカーのアームを取り付けてマウントを取るようなことは無意味なので僕はお勧めしません。
このメーカーのアームじゃないとダメな理由があるのであれば良いですが…
ここのメーカーを使ってるんだぜ。
なんてマウントを取っている方をSNSで見かけることがありますが、それ以前に車自体が残念な方も…
まとめ
アッパーアームを購入する際は以下のポイントに注意して購入しましょう。
- アッパーアームの金額
- キャンバー調整の幅
- 強度計算書の有無
- メーカー品であるかどうか
特にキャンバー調整の幅に関しては、メーカーごとに差がありますので、しっかり他社との比較を行いましょう。
商品ページの詳細欄にキャンバー調整の幅が純正比何ミリか記載がありますの要チェックです。
それでは。
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