これから、アルミホイールを買って車をカッコ良くしたい!!
そんな風に考える人は少なくありません。
でも、どうやってアルミホイールを選べば良いんだろ…。失敗はしたくないな…。
そんな方向けに、どうやってアルミホイールを選べば失敗せずに購入出来るのか?これについて分かりやすく解説していきます。
■この記事を書いている人
僕自身、この数年で5台の車に乗り換え、それなりにホイールを購入してきた経験があるので参考になる情報発信が出来るかと思います。
アルミホイールの選び方
アルミホイールを選ぶ上で、重要なポイントは7つあります。
- 大きさ(インチ)
- ホイールの太さ(J数)
- ホイールのオフセット
- ホイールの穴数
- 取り付けPCD(100、114.3など)
- ハブ径の大きさ
- ホイールのデザイン
順番に1つずつ解説していきます。
ホイールの大きさ(インチ)
まず始めに決めていくのがホイールの大きさです。
ホイールの外径になります。
ホイールの大きさは【インチ数】によって表記されています。
一般的にホイールの大きさは、純正ホイールと同じ大きさ、もしくは1インチ〜2インチほど大きいサイズを履く事が多いです。
こちらは、純正ホイールと社外のアルミホイールの比較画像です。
- 純正(上) 16インチ
- 社外(下) 18インチ
ホイールのサイズ(インチ)を決める時は、SNS(インスタやカーチューンがおすすめ)をチェックしましょう。
自分の乗っている車を検索してみて、みんなが履いているサイズを下調べするのがおすすめです。
車の大きさやフェンダーの形状によって、バッチリ合う(自分好み)のサイズは変わってきます。
ホイールの太さ(J数)
ホイールを選ぶ時は、外径だけではなく太さも大切です。
- 太すぎる ハミ出す
- 細すぎる 貧弱・内側に入りすぎる
ホイールの太さは【○J】と表記されます。
ちなみに1Jは【25.4ミリ】です。
ホイールの太さは、純正のホイールを基準に決めていきます。
純正ホイールの太さは、ホイールを外した裏面に記載がされています。
外径の時のように、一概にどのくらいと言うのは難しい(車体差が大き過ぎるから)ですが…
多くの車で純正サイズよりも【プラス1J】ぐらいのサイズ感が無理なく履けるサイズです。
実際にサイズ(太さ)を決めていく場合は、数値を測ってみましょう。
- ホイールの内側から車体の内側まで
- ホイールの外側からフェンダーまで
ここの数値を測れば、純正のホイール(今履いている太さ)よりどのくらい太いサイズが履けるのか?把握する事が可能です。
フェンダーの外側に糸を張り付けて、垂らして上げたところを計測すると分かりやすいです。
ホイールのオフセット
ホイールには【オフセット】と言うものがあります。
ホイールのオフセットは分かりやすくお伝えするとホイールがどれだけ、車体の内側に入るのか?が決まる数値です。
ホイールのオフセットについてはこちらの記事を参考にしてみて下さい。
つまり、同じ太さのホイール(J数)でもオフセットによってホイールの出ずらが変わってきます。
こちらは同じ太さのホイールで、オフセットのみ変えた場合の装着後のシュチュエーションです。
こちらのオフセット計算のアプリについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、こちらをご覧下さい。
ホイールの穴数
ホイールを固定するボルト(ナット)の数は車によって異なります。
- 4穴
- 5穴
- 6穴
一般的には4穴か5穴の車が多いです。これは車種や車体のサイズによって異なります。
- 上側 4穴
- 下側 5穴
自分の車の穴数と、購入するホイールの穴数が一致しないと、ホイールの取り付けが出来ませんので、購入前に把握しておきましょう。
取り付けPCD(100、114.3など)
ホイールの穴数と合わせて、もう1つ確認しておくポイントがあります。
それがPCDです。
PCDと言うのは、取り付け穴から穴までの間隔を示す数値です。
PCDにはメーカーや車種によって違いがあります。
- 100
- 114.3
- 120
- 112 など
一般の国産車によく使われているのが【100と114.3】です。
ホイールの取り付け穴数が合っていても、PCDが違うとホイールが取り付けが出来ないので、必ず購入前に確認しておきましょう。
基本的には、車種ごとにPCDが決まっていますが、中には【年式】によってPCDが変更されている車もありますので、そのあたりは注意して下さい。
どうしてもPCDが車体と異なるホイールが履きたい…
そんな時には【PCD変換スペーサー】を使う事で解決します。
ハブ径の大きさ
ハブ径はホイール側と車体側を確認する必要があります。
■車体側のハブ径
■ホイール側のハブ径
ハブ径はここまで紹介してきた数値とは違って合わせるのではなく、車体のハブ径よりもホイールのハブ径が大きい事を確認します。
ホイール側のハブ径が車体側のハブ径より小さければホイールがハマらないのが想像出来ると思います。
ただし、多くのアルミホイールメーカーは、全ての車に取り付けが出来るように、ホイールのハブ径を大きく作っています。
しかし、メーカーやホイールの種類によっては、履かせる車を想定して作っている場合があり、いざ買ったら自分の車体側はぶ径より小さくて取り付けが出来ない…。
そんな状況も中にはありますので、注意しましょう。
ホイールのデザイン
最後はデザインのお話です。
このホイール、サイズ等全てが問題ないけど、自分の車に合うかな…。
そんなところでかなり悩む人は多いです。
過去に10セット以上ホイールを購入してきた僕でも、未だにデザインは悩みます。
ホイールは高いし、買ってからデザインが合わなかった…。なんてことは絶対に避けたい。
僕がホイールのデザインの決める時に必ずやっているのが、ホイールを合成する方法です。
スマホのアプリで簡単に、自分の履きたいホイールを合成する事が可能です。
こちらの画像、どちらが合成したホイールか分かりますか?
下の画像がホイールを合成した写真です。
ホイールの合成方法についてはこちらの記事で解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
ホイールのインチを小さくする際の注意点
記事の中では、ホイールのインチ(外径)は大きくする程でお話しましたが、中には…
純正(今履いている)ホイールよりもインチの小さいホイールを履きたい!
そんな風に考えている方もいらっしゃるかもしれません。
純正ホイールよりも、外径の小さいホイールを履く際にも注意点があります。
それは、ホイールの内側がどこにも干渉しないか?と言う点です。
ホイールの外径を小さくし過ぎると、ホイールの内側が車体(ブレーキ、ロアアーム)に干渉してしまう場合があります。
ホイールのインチ数を下げたいよ!
そんな方は事前に、自分の車はどのインチまでのホイールが履けるかを確認しておきましょう。
稀なケースですが、車のグレードのよって違うブレーキを使っている場合があり、同じ車でも履ける限界のインチサイズが異なることもあると言うことは頭の片隅に置いておいて下さい。
まとめ
この記事をまとめると、アルミホイールは選ぶ際は7つのポイントを抑えておく必要があります。
おさらいしておくと…
- 大きさ(インチ)
- ホイールの太さ(J数)
- ホイールのオフセット
- ホイールの穴数
- 取り付けPCD(100、114.3など)
- ハブ径の大きさ
- ホイールのデザイン
ホイールのデザインはともかく、残りの6つは必ず抑えておかないと、せっかくアルミホイールを買ったのに取り付け出来ない…。
そんな最悪のケースが起こりうる事があるので注意しましょう。
それでは。