車高調が欲しいけど、新品の車高調は高いし中古品を購入しようかな〜。と迷う人は少なくありません。
僕自身も、学生時代は中古品の車高調を購入していました。
そこで、これから中古品の車高調を購入する方に向けて、【失敗を避ける為の注意点】を5つ紹介していきます。
これから中古品の車高調を購入する方は参考にしてみて下さい。
車高調を中古で購入する際の注意点
- 調整箇所の固着
- ピロボールのガタ
- ネジ山の破損
- オイル漏れ(オイルシール部分)
- 付属品の有無
僕が過去に車高調を中古で購入する際に気を付けていた注意点はこの5つです。
順番に詳しく解説していきます。
調整箇所の固着
まず1番大切なポイントは、調整箇所の固着があるか無いかです。
車高調の中では最も致命的な欠陥であり、ありがちなトラブルです。
車高調なのに、調整が出来なくては残念過ぎる…
説明文を読み、どこにも固着について書いていなかったから固着は無いものだと思ったのに届いてみたら…
ブラケットが回らない…
そんなケースも稀にあります。これは僕自身が初めて買った車高調がまさにこれでした。
説明欄に固着無しや固着していますと親切に記載してくれる出品者ばかりではありません。
説明欄に何も書いていない場合は、必ず質問欄を使って【固着の有無】を聞きましょう。
ピロボールのガタ
車高調の固着と比べると、ピロボールにガタが発生しているケースは稀ですが、ガタがあることもあります。
これはアッパーマウントにピロボールを使っているかどうかによっても異なります。
ピロボールにガタがある場合は、ピロボールを交換すれば済む話ですが…
アッパーマウントのピロボールはサイズがデカい事もあり、結構金額がお高めです。
コチラも車高調の固着同様に、質問欄に記載が無い場合は確認を取るようにしましょう。
ネジ山の破損(痛み)
車高調によくありがちなのが、ネジ山部分の破損です。
ブラケットやロックシートは回るけど、回り方が渋かったり、ある一定の場所までしか動かない(スムーズに)場合があります。
車高調のネジ山部分には、砂や砂利が付着します。
調整時にこの砂や砂利を洗い流さずに、ブラケットやロックシートを無理やり回してしまうと簡単にネジ山がダメになります。
これは、画像では判断出来ないし、固着している訳では無いから書かない出品者が多かったりします。
ブラケットやロックシートは最後までスムーズに回るか確認しておきましょう。
ショックのオイル漏れ
とりあえず、車高が下がれば何でも良いよ!って方にはあまり関係の無い項目ですが、オイル漏れの確認はしておくべきです。
オイルシール周辺の写真はどうなっているのか?
これを確認しておけば、オイル漏れの有無は確認する事が出来ます。
ダストブーツに隠れてしまっていて、見えない場合が大半なのでこれも質問欄より聞くのが基本です。
あと、漏れているオイルを拭き取られていた場合も判別が難しいです。
ただし、あまりにもオイル漏れの状況を気にするのであれば、新品の車高調を買ってしまう方がお利口です…
たった1年しか使っていなくても、漏れる時は漏れしまうので、その辺はよく考えましょう。
付属品の有無
最後に付属品の有無についてです。
車高調の付属品って何?
- 減衰力調整のダイヤル
- ブレーキホースの固定用ステー
- 取り付け用のカラー
- バネのアジャスター
ざっくり挙げるとこの4つがよくある付属品です。
バネのアジャスターは新品で購入すると結構金額がお高めです…。
付属品は、車種や車高調のメーカーによって異なるため、判別が難しいです。
このような場合は、質問欄から聞くか、メーカーのホームページにて付属品の確認を取りましょう。
付属品は大概の場合、メーカーから発売されている補修部品で補う事が出来ますが、事前に把握しておきたいポイントですよね。
中古品の車高調を購入する方法
- ヤフオク
- メルカリ
- アップガレージ
- ジモティー
多くの方が利用するサービスや一部店舗を4つ挙げました。
最近はフリマアプリの充実で、中古品の購入が容易になっています。
フリマアプリを使う際は、以下の事を確認する事をお勧めします。
- 出品者の評価
- 出品者の出品商品一覧
評価を確認する人は多いですが、別の出品物まで見るという方は意外に少ないです。
別の出品物を確認する事で、その出品者の目的が分かります。
- 転売なのか
- 不用品の売却なのか
この違いは大きなポイントです。
単なる不用品を販売している方に比べて、転売を目的としてフリマアプリを使っている方の方が、商品説明をおろそかにし、悪質な取引を行う方が多い。
もちろん、中には良心的な転売を行う方も当然います。
1つの判断材料として、確認しておく事をお勧めします。
アップガレージは少し金額は割高になるケースが多いですが、実際に実物を見て購入する事が出来るので、失敗を避けるという意味では良い選択かもしれません。
また、遠くの店舗にある在庫品もネットで購入する事が可能です。
まとめ
車高調を中古で購入する際の注意点5つをおさらいすると…
- 調整箇所の固着
- ピロボールのガタ
- ネジ山の破損
- オイル漏れ(オイルシール部分)
- 付属品の有無
車高調を中古で購入して、『失敗した…』という声は少なくありません。
ここで挙げた5つの注意点は必ず確認してから購入するようにしましょう。
最後にもう1つ。
新品を購入する気が全く無くても、中古品の購入前に新品の価格は把握しておきましょう。
あとちょっと出せば新品買えるじゃん…。なんて金額で落札されている車高調をよく見ますからね。
それでは。
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