車を弄っていく中で、アッパーアームやロアアームの純正流用を考える人は少なくありません。
そこでアームを純正流用する3つのメリットを解説していこうと思います。
これから純正アームの流用を考えている方は参考にしてみて下さい。
純正アームを流用する3つのメリット
純正アームの流用に目を付ける人はそれぞれ色々な理由があると思いますが、これには3つのメリットがあります。
- 金額が安い
- 強度の心配が無い
- 車検に通る
大きく別けるとこの3つがメリットです。順番に詳しく解説していきます。
金額が安い
まず1つ目は金額のハナシです。
多分純正のアームを流用しようかな〜?と考える人の大半はここに目を付けていると思います。
基本的にアッパーアームやロアアームなど消耗品では無いし、滅多にダメになる事もない。
言ってしまえば需要が少ないからこそ、安価で入手出来るのが最大のメリットだと言っても過言ではありません。
一部車種では、流用の需要があり金額が高くなっている事もありますが、それでも安く購入する事が可能です。
少しでもお金を使わずに車をカスタムしたい!と考える人にとっては最高の選択だと思います。
強度の心配が無い
金額面のメリットも大きいですが、僕自身が思うに【強度面】のメリットも大きいと考えています。
アッパーアームやロアアームが折れるケースというのは稀ではあるものの、可能性が0ではありません。
特に調整式のアームは、調整の構造を取り入れる上で、どうしても強度が純正よりも弱くなってしまいます。
そんな理由から、社外品の調整式アームは強度問題はクリアしているが、ギリギリのラインをさまよっているケースもあります。
その面からすると、純正品の部品は強度に余裕を持って作られている事が大半です。
なので、【折れる】事に関する強度問題はほぼ心配が不要です。
もちろん社外品の調整式アームが【モロイ】という意味ではありません。
あくまで2つを比較した際のお話です。
車検にそのまま通る
そして最後が【車検】にまつわるお話です。
車を弄っていく上で厄介になってくるのが車検ですよね…
調整式アームを取り付けても、構造変更の手続きを踏めば車検には通るのですがそこまでするのもなぁ〜。
そんな風に考える人は少なくありません。
僕自身も前回のクルマは強度計算書付きのアームを取り付けていましたが、結局純正に戻して車検を通しました。笑
話が脱線してしまいましたが、純正アームの流用をしていればそのような心配が無くなります。
中には純正アームの流用は車検に通らない!と言ってる方もいますが、実際の所問題なく車検に通ります。
確かに、アーム類の部品は指定部品になっているので、そうと捉える方も多いですが…
そもそも、知らない人が見て、『これ他社車の部品だね〜』なんてハナシになりません。
もしそんな検査員が居たとしたら【あっぱれ】です。笑
流用品でキャンバーが付いているからダメじゃないの?という方はコチラの記事をご覧下さい。
【車検】と【キャンバー】の関係性について解説しています。
調整機能が不要なら純正流用はおすすめ
- 今よりちょっとキャンバーが付けば良い
- とにかくキャンバーを付けたい
- キャンバー調整は出来なくてもいい
こんなユーザーには純正アームの流用はかなりおすすめです。むしろ社外品を入れる必要性も無いかもしれない。
- 安い
- 車検に通る
- 安心の純正品
文句の付け所が無いですよね。
確かに社外品の調整式アームで揃っているとカッコイイと感じる事もありますが…
とは言え、純正流用で事が足りるならそれで充分だと思います。
まとめ
クルマによって純正アームの流用が出来るか、出来ないかは異なります。
もし純正品の流用が可能で、自分の求めるスタイルが叶うので有ればかなりおすすめだと思います。
有名な車種だと、18・20系クラウンあたりは100系チェイサーのアーム流用している方がかなりいらっしゃいますよ〜。
まさにこのアルテッツァがそうだったりします。
それでは。
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