ちょっと前に購入してきたBMW3シリーズのツーリングワゴンですが、ドアスピーカーの音質がイマイチなのでドアスピーカーの交換を行うことにしました〜!
ネットの情報を見ていると何やら皆さん高いお金を払って車種専用のスピーカーを取り付けているんですね…
今回は車種専用では無くキッカーの4インチ(10センチ)スピーカーの取り付けを行いましたのでやり方について解説していきます。キッカーはUSブランドなのでインチ表記されている場合が大半です。
【E91】ドアスピーカーの交換
E91に限らず、E90・E92(セダンとクーペ)も同じ作業内容なので参考にしてみて下さい!
純正スピーカーのサイズ
- 10センチ
【左】キッカー 【右】純正
せっかくなので、今回はアウターバッフルもキッカーのモノに交換しちゃいます。
スピーカー交換の作業手順
- 内張を剥がす
- スピーカーを外す
- 配線の加工
- スピーカー取り付け
- 内張を戻す
スピーカー交換の大まかな流れはこんな感じです。順番に解説していきます。
■内張を剥がす
当然、ドアの中にスピーカーがありますので最初に内張を外していきます。内張の剥がし方についてはこちらをご覧下さい。
内張が外せたらすぐにスピーカーとご対面です。
■スピーカーを外す
スピーカーを外す前に配線(カプラー)を外します。こういうのは早めに外しておかないと絶対忘れて配線を引っ張ってしまう羽目になります。
スピーカーはナット(M6)4本で固定されていますので、こちらのナットを全て外します。
今回は付属品のアウターバッフルも付けるため、純正のアウターも外します。裏側から爪を押さえて、押し込めば簡単に外れます。
スピーカーが外せたら次に配線を加工します。
■配線の加工
純正スピーカーはカプラーにて固定されているため、プラスマイナスを気にする必要がなく楽チンですが、社外スピーカーはプラスとマイナスが分岐されています…
なのでこれに合わせて、カプラーからギボシ端子に切り替える加工を行います。
まずはカプラーを切断します。純正スピーカーに再び付け替える事はまず無いので容赦なく切断です。
切断出来たら、プラスとマイナスをそれぞれ新しく取り付けるスピーカーに合わせて加工します。
とは言え、スピーカーは交流電流なのでプラスもマイナスも無いようなものですが…。笑
どちらに接続しても音が出ます。なので気にしなくて大丈夫です。
加工が終われば後はスピーカーの取り付けです。
ギボシの取り付け作業は圧着ペンチを使いましょう!よくラジオペンチなどでやる方がいらっしゃいますが、あれだとすぐに抜けちゃって使い物になりませんよね…笑
■スピーカーの取り付け
純正品は3点止め。今回のキッカーは4点止め。当然取り付けは合わないので穴を開けて取り付けます。
今回はアウターバッフルの交換もあるため、内張の表面から固定します。(スピーカーとバッフルが共閉めのため。)
ざっくりスピーカーを乗せたら、印を付けて穴を開けていきます。
穴が空いたらアウターバッフルとスピーカーを乗せて、付属品のネジを使ってスピーカーを固定すれば完了です!!
裏から見るとこんな感じ。
配線を繋げて内張を戻せば作業完了です。
まとめ
E90系を始めとするBMWのスピーカーは、専用品をお店で取り付けしている方が多いですが、汎用品で充分取り付け可能です。
わざわざ高いお金を払うのはな…
という方は参考にしてみて下さいね!!
本当はバッフルを作成して取り付けた方がいいですがほとんど乗らない車なので簡単に手抜き作業で取り付けました。
それでは。
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