先日、誕生日プレゼントに彼女から新しい工具箱をもらいました。
そこで、新調した工具箱は、整理整頓された工具箱を目指すべく、NRスポンジを使用して型抜きトレーを自作し、工具の整理整頓をすることにしました。
この記事では、スポンジを使用して型抜きトレーを自作する方法について紹介していきます。
スポンジの切り方や使用するスポンジ(種類や厚み等々)についても合わせて紹介します。
使用するスポンジ
型抜きトレーの自作に使用するスポンジは、ホームセンターやネットショッピングで気軽に入手することができる、NRスポンジを使用します。
※ホームセンターよりも、Amazonの方が気持ち安いぐらいです。
色々迷った結果、これが1番適度な弾力性と作業性が良くて最適かな?と言うのが個人的な意見。
- 厚み 20mm
- 幅 300mm×300mm
ネットを見ていると、ブロッククッションを使用されている方がちらほらいますが、あれではスポンジが柔らかすぎてあまり型抜きトレーの役を無しませんので、個人的にはお勧めしません…。
すぐにボロボロになるし、スポンジが柔すぎて工具があまりホールドされない。
加えて、ブロックの切り込みは10mm×10mmと決まってしまっているため、自由度もかなり低いです。作業性が抜群に良いので、用途によっては、良い商品かとは思いますが…。
▪️ブロックスポンジ
スポンジの切り方
工具に合わせてスポンジをカットする際には、一般的なカッターとスケール(定規)を使用して、紙を切るのと同じような感覚でカットしてやります。
3回程度同じラインにカッターを走らせてやれば、それほど力を掛けなくても案外すんなり切れてくれます。
どうしても近くで見ると、切断面は下の画像のように断層が目立ちますが、そんなにじっくり見るわけでもありませんので気にならないと思います。
この工具箱は、車のトランクに積んであり、走行時に中で工具が暴れてカタカタ音が出るのを防ぐために、工具と全く同じか気持ちばかり小さめにカットしてあります。
多少、工具よりも小さいぐらいであれば、工具の収納も問題ありませんし、工具がバッチリホールドされるので、走行時に工具が暴れなくなり、音がほとんど出なくなりました。
スポンジを使用して型抜きトレーの製作
スポンジの用意と切り方が分かったら、あとは工具の置き方をイメージしながら寸法を測ったり実際にスポンジの上に工具をあてがい、位置を決めてやりスポンジを切ってやります。
- マスキングテープを貼る
- スケールを当ててカッターで切る
この時、スポンジは下まで完全に切り離します。
こんな感じ。もし、底にもスポンジを残したい場合は、完全に下までカットした後、5mm程度の同じスポンジを下に貼り付けて底を作ってやればOKです。
※下に5mmのスポンジを敷いている状態。あとは接着剤等でくっ付けちゃえば。
実際に切ったスポンジに工具をはめ込むとこんな感じです。
スポンジをカットする際には、はめ込む工具のサイズ(外径)よりも一回り小さめにカットしてやると、工具を入れた際に工具がスポンジに抑え付けられますので、安定感が出ます。
せっかくなので、もう1つぐらい工具の型抜きをしておきます。
工具がハマっていない状態を見ると見窄らしい姿かもしれませんが、工具を自作した型抜きトレーに嵌め込んでやれば、ぱっと見それっぽく見えてきますね。
置き場に困った車高調レンチもこの通り、すっぽり居場所を確保しました。
僕にはそれほどの完成度で製作することは出来ませんでしたが、その気になれば工具1つ1つの形状に合わせた型抜きトレーも作れちゃいますね。
これは、スポンジの上にドライバーを1本づつ乗せた状態で、ドライバーの周りをカッターでなぞるイメージでスポンジを切っています。これも工具がハマっていれば見れなくないぐらいの完成度かな?
ラチェットもこんな感じで。
まとめ
工具箱の中の工具を収納するために、型抜きトレーを製作する際にはNRスポンジを使用して、カッターで工具に合わせてカットしてやる方法がお勧めです。
それほど複雑な形状でない限り、作業時間もそれほど掛かりませんし大変な作業ではありませんので、誰にでも簡単に製作することが可能です。
おおよその作業時間ですが、スパナと六角レンチの型抜きに関しては、作業時間は15分程度です。(位置決めやマスキングを合わせて。)
もし型抜きトレーに底を付けたい場合は、5mm程度のNRスポンジのを外径に合わせて切断し、底面に接着剤を使用して貼り付けてやれば、簡単に底を付けることが可能です。
それでは。
▪️使用している工具箱
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