先日、モンキーに使用しているVM26のキャブレターに強化品のスロットルバルブスプリングを入れてどのぐらいレスポンスが向上するのかを試してみました。
そこでこの記事では、スロットルバルブスプリングを強化品に交換してみて、どのぐらいレスポンスが向上するのか?と言うテーマでお話ししていきます。
劇的な変化はありませんが、少しでもレスポンスを!と言う方には良いかもしれません。
スロットルバルブスプリングを強化してレスポンスを向上させる小細工
正直、スロットルバルブスプリングの強化品に変えたとて、それほどのレスポンス向上にはならないと思っていましたが、思いのほかレスポンスの向上に繋がったのが紛れもない事実です。
アクセルを開けた瞬間に、パッと違いがわかる程度はレスポンスが良くなりました。
スロットルバルブスプリングの強化品は、1000円程度で購入ができ、交換自体も簡単な作業内容になるので、費用対効果は高いな〜。と言うのが個人的に意見です。
言うまでもありませんが、軽量のフライホイールやクランクシャフト、1次側クラッチから2次側クラッチの交換ほどの効果はありませんけどね…。
強化品のスロットルバルブを使うデメリット
キャブレターのスロットルバルブを使用することで、多少なりともレスポンスの向上につながる反面、スプリングの力が強くなるのでアクセルを開けている間の手の負担が大きくなるのはデメリットです。
個人的にここに関しては、特にデメリットに感じるほど気になりませんが、ロングツーリングに頻繁に行くような方だと気になる人もいるかもしれません。
また、今回の車両はある程度レスポンスを良くするための部品を組み込んで来た車両だったので、効果が体感出来ましたが、純正の車両等でこれをやってもそれほどレスポンスの向上は体感出来ないかもしれません…。
▪️今回のエンジンスペック
- 1次側クラッチから2次側クラッチに変更
- 軽量フライホイール(−600g)
- 軽量クランクシャフト(−100g)
まとめ
ほとんど、アクセルレスポンスを良くするためにスロットルバルブのスプリングを強化する人はいないかと思いますが、実際に強化品のスプリングを入れてみた結果、レスポンスの向上に繋がることが分かりました。
理論上、スロットルバルブが下がるスピードが上がるので、エンジンの回転が落ちるまでの時間が短くなるのは分かるのですが、あくまでもそれを肌で体感出来るかどうかの実験でした。
少しでもレスポンスの向上にフォーカスするのであれば、このような方法で小細工してみるのも良いかもしれません。
お金はほとんどかかりませんからね。それほど期待していた訳ではないので、導入前よりも満足度は高めです。
▪️VM26の強化バルブスプリング
※仮に満足出来なくても、何も補償も責任も取りませんけどね。
それでは。
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