先日、モンキーにオイルクーラーを取り付けるにあたって、オイルクーラーステーを自作しました。
自作ステーだけでオイルクーラーを固定する訳ではなく、既存の商品プラスアルファーで使用するステーなので、あまり参考にならないと思いますが、そのステーに関してちょこちょこ聞かれる機会がありましたので、紹介だけしておきます。
機能性云々ではなく、アートです。
用意するもの
- アルミ 丸棒 6ミリ
- ピロボール M6 2個
- タップダイス
- パイプベンダー
- 針金
【モンキー】オイルクーラーステーの自作
自作ステーと言っても、アルミの丸棒を曲げて両側にタップを立てただけ。
既存のオイルクーラーステーにオイルクーラーを取り付け、自作のステーは、シリンダーヘッドの横にあるM6のネジ山を利用し、そこからオイルクーラー本体と接続してやります。
このステーの製作方法は、こちらの記事ですでに紹介済みですので、もし興味がある方はこちらをご覧下さい。
▪️取り付けイメージ
実際にオイルクーラーのホース類が取り付けされるとこんな見た目になります。オイルラインの取り回しを先に決めた状態で、ステーの製作をしていますので、ホースの取り回しに近いライン取りになるように、ステーを曲げています。
若干角度とアールが異なりますが…。(シリンダーヘッドからオイルクーラーまでの距離が足りなかった…。)
ステー製作当初は、左右にステーを製作して取り付ける予定でしたが、左右のフィッティング角度を変えている点や、左右にこのダミーステーを取り付けてしまうと、ピロボールがうるさい気がしたので、片側だけにしか取り付けていません。
それに加えて、フィッティングの角度を変えているので、この取り回しにドンピシャで合うステーの取り回しがイメージ出来ませんでした。
このステーが付いている状態でも、マフラーの固定ナットに工具がアクセス出来るように、ナット部分がちゃんと交わすように曲げてありますので、マフラーもそのまま取り外すことが可能です。
まとめ
オイルクーラー側に120度のフィッティングを使用して、寄り道させずにクラッチカバーまでホースを接続させれば、今回製作したステーの必要性は感じませんでしたが、どうしても180度のフィッティングが好きで使用したかったため、それに合うようにステーを自作して取り付けました。
正直、このステーがあろうとなかろうと、機能性は何も変わりませんので、完全にアート作品です。
両側のステーを製作し、丸棒の材質をステンレスにして取り付ければ、この自作ステーだけでオイルクーラーを吊ることも出来ますが、その場合はピロボールではオイルクーラーが動いてしまうので、別の方法を取るしかありません。
それでは。
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