先日製作したモンキーは、88cc出しオイルクーラーもいらないかな〜。なんて思っていましたが、やっぱり見た目の問題で物足りなさを感じてきたので、オイルクーラーを取り付けることに…。
今回、オイルクーラーの取り付けは、シリンダーヘッド下にステーを付けて取り付けていきます。
それに伴い、オイルクーラーステーの加工を行なっていますので、ヘッド下用のオイルクーラー取り付けと加工について簡単に紹介していきます。
使用するオイルクーラーステー
今回オイルクーラーの取り付けに使用するステーは、MINIMOTOさんから発売されているステンレス製のステーを使用します。ちなみに、使用するオイルクーラーは武川製です。
画像に写っているオイルクーラー本体は、1号機のダックスからの借り物です。
武川さんのイメージは一掃してあるので、ぱっと見どこのクーラーか分からないですが、武川…。モンキー用にコンパクトの方を購入したのですが、納期が2ヶ月先ということで、ダックスから取ってきました。
ヘッド下用オイルクーラーの取り付けと加工
本来であれば、このステーを取り付ける際には、スタッドボルトを使用して固定しているヘッドカバーの下側2本のナットを長ナットに交換し、そこのナットにこのステーをボルト固定する使い方をします。
下の商品は、モンキー125用ですが、イメージはこんな感じです。
しかし、モンキーでそれをやってしまうと、タイヤとオイルクーラーが干渉してしまいます…。(車高やホイールサイズによるので、絶対ではありません。)
そのため、ステーをダイレクトに取り付けするのですが、ヘッドカバーのフィンと干渉してしまうため、上手いこと取り付けすることが困難です。上の画像をみると、干渉してステーがピッタリくっつきません。
フィンを交わせるように、ステーの一部をカットしてしてやります。
特に細かい説明は不要かと思いますので、ざっくりと。
- カットする位置にマスキング
- グラインダーでカット
- ペンチ等で折り曲げて切断
- リューターで荒削りする
- 棒ヤスリで仕上げる
※リューターは手持ちがあるから使っているぐらいで、それほど必要では無いかと。
最後の写真を見れもらえば、仕上げ後は言われなければ、カットしていることが分からないぐらいにはなっていると思います。これで、先ほど干渉していた、ヘッドカバーのフィンを交わすことが出来るので、カバーに直止めすることが可能です。
もしこのような加工が面倒だと思われるのであれば、こちらのステーを購入して使用することをお勧めします。色々調べてみた感じ、こちらのステーであれば、無加工でヘッドカバーに直止めすることが可能です。
材質が、ステンレスではなくサスになってしまいますが、オイルクーラー本体位置も、タイヤから遠ざかるのでその辺りもこちらのステーを使用するメリットかと思います。
もしくは、ヘッドカバーを交換してしまい、フィンがない(フィンの高さが低い)ものにしてやれば、ステーを加工することなく直接取り付けることも可能です。
まとめ
モンキー用のシリンダーヘッド下に固定するためのオイルクーラーステーは、高ナットを利用しそこにボルト固定して取り付けを想定して作られているため、直で固定しようとすると、ヘッドカバーのフィンに干渉して取り付けられません…。
タイヤとオイルクーラー本体のクリアランスの問題で、直接固定する際には以下の方法を取る必要があります。
- オイルクーラーステーを加工する
- 逃しが大きいステーを使用する
- ヘッドカバーを変更する
それでは。
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