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【バイク】ステーを自作する方法。おしゃれでカッコ良い。

少し前から製作しているモンキーの部品にステーを追加したいのですが、理想のステーが市販にはないので、ステーを自作することにしました。

 

そこでこの記事では、ワンオフのステーを自作する方法について紹介していきます。

 

少し手間は掛かりますが、おしゃれでカッコよくかつ、融通を効かせやすいステーです。現物合わせでステーを作らなくてはいけないような場面にも打ってつけ。

 

 

目次

用意するもの

 

  • パイプベンダー
  • 丸棒
  • ピロボール(メス)
  • タップダイス
  • 針金

 

使用する丸棒は、アルミから銅、真鍮、ステンレスと幅広い種類の金属で製作することが可能です。

 

今回は、アルミの丸棒(6ミリ)を使用して、ステーを自作していきます。

 

▪️使用しているパイプベンダー(格安)

 

ステーを自作する方法

今回僕が紹介するステーの自作する際の作業手順は以下の通りです。

 

  1. 針金でステーの形状を決める
  2. パイプベンダーで丸棒を曲げる
  3. 量先端にネジ山を作製する
  4. 先端にピロボールをねじ込む

 

自作のステーには、パイプを潰して平にした面に穴を開けて使うようなタイプもあるし、色々な選択肢があります。あくまでも1つの参考資料程度になれば幸いです。

 

針金でステーの形状を決める

 

まず初めにやっておくべきことは、使用するピロボールを実際にステーを取り付けしたい位置に固定し、そのピロボール間を針金で形状を決めて仮合わせをしてやります。

 

パイプベンダーを使用すれば、誰にでも簡単に丸棒を綺麗に曲げることができますが、針金のようにやり直しは効きませんので、針金を使って形状を決めておくことをお勧めします。

 

ちなみに、丸棒はネットショッピングでも購入できるし、大きめのホームセンター等でも入手可能です。

 

▪️ステンレス

 

▪️アルミ

 

▪️真鍮

 

▪️銅

 

パイプベンダーでパイプを曲げる

 

先ほど曲げた針金を見本に、パイプベンダーを使用して用意した丸棒を曲げてやります。

 

このパイプベンダーは、ネットショッピングにて1000円程度で購入できる商品ですが、ステンレスから鉄まで比較的簡単に曲げることが可能です。

 

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※6ミリのパイプまで対応。

 

本来は、パイプベンダーなので、中が空洞になっているパイプを曲げるための工具ですが、丸棒でも曲げれます。むしろ、パイプだと中が潰れて綺麗に曲がらないのに比べて、丸棒はかなり綺麗に曲がります。

 

 

どうしても、ベンダーの構造上というか曲げ方的に、ストレート部分がある程度長くないと、パイプ(丸棒)を曲げることが出来ないので、そこは理解しておく必要があります。

 

※曲げ直後からの曲げは出来ない…。S字形状みたいなことですね。

 

スタート時のストレート部分に関しては、あとでカットしてしまえばOKです。これも最後にカットしています。

 

量先端にネジ山を製作する

 

丸棒を曲げ終えたら、あとは両線先端にタップダイスを使用し、ピロボールを使用するためのネジ山を製作してやればOKです。

 

タップダイスは、使用頻度が多い方はちゃんとしたものを購入することをお勧めしますが、滅多に使わないのであれば、安いセット品で十分です。たまに、ダメになり掛けているネジ山をリタップとかね。

 

 

今回のように、丸棒の材質がアルミであったり、銅や真鍮の場合は手で丸棒を抑えながらネジ山の製作が可能です。(曲げてないと抑えられないので、厳しい…。)

 

ステンレスや一般的な鉄を使用される場合は、万力がないとネジ山の製作が困難かと思います。

 

 

ちなみに、今回作製しているステーは、6ミリなので使用しているピロボールもM6の規格です。ステー本体側に立てるネジ山のサイズは、P1.0になります。

 

M6の標準ピッチですね。

 

ピロボールをねじ込む

 

タップを立てた量先端に用意した、ピロボールをねじ込めば、自作ステーの出来上がりです。

 

 

 

今回は、見た目の問題からピロボールの前に固定用のナットは入れず、タップを少し切ってはピロボールを仮組みし、良い距離感と向きが合うように、ちまちまネジ山を作製し、ピロボールがネジ山にドン突くような形でロックさせています。

 

もちろん、ナットを入れてやれば、長さの調整が出来るステーにもなりますね。

 

実際にバイクに取り付けるとこんな感じ。

 

 

まとめ

 

正直、ここで紹介した自作ステーの製作は少しばかり手間が掛かる上、位置合わせもすんなり行ってくれないとかなり時間が掛かります…。

 

ただ、大した技量や設備を要さずに、自作ステーの割にはクオリティは高いものが出来上がるので、個人的にはお勧めの自作ステーです。このステーを乱用してしまうと、ピロボールがうるさい見た目になってしまいますが、ここぞと言うワンポイントではお勧めです。

 

完全に現物合わせでステーを用意しなくてはいけないような場面等でも、大変役立つステーかと思います。

 

参考になれば幸いです。

 

それでは。

 

 

 

 

 

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