先日購入してきたBMWのE91を弄る際に【PCD変換】を使いましたので、PCD変換についてのお話をしていこうと思います。
この記事でお話すること3つ
- PCD変換のレビュー
- PCD変換の注意点
- PCD変換を使うメリット
PCD変換を購入する際の注意点もありますので、そちらも解説します。
今回使ったPCD変換の紹介
今回僕が使ったPCD変換がコチラです。
BMW車専用のPCD変換スペーサーです。
PCD変換スペーサーと専用取り付けボルトがセットになっています。
20ミリってちょっと厚みが…って思うかもしれませんが、強度を考えるとこのぐらいが安全なラインだと思います。(個人的意見)
コチラのPCD変換は、ボルトとスペーサーの当り面がテーパーでは無く、球面になっているのがおすすめのポイントです。
ボルトとスペーサー側のホールの当り面が、球面になっている事で、点で接することを防ぐのが最大の特徴です。
点で当たってしまうと、スペーサーに大きな負担がかかり、最悪の場合アルミで作られているスペーサーは割れてしまいます。
BMWにPCD変換を取り付ける
それでは早速取り付けていきます。
変換スペーサーをセットしたら付属品のボルトを使って固定していきます。
変換スペーサーは出先などで増し締めが容易に出来ないので、慣れている方でもトルクレンチを使うようにしましょう。
トルクのかけ過ぎは、変換スペーサーの破損にも繋がりますからね。
取り付け完了です。
ハブ径とPCD変換のハブ径は結構キッチリ作られているため、車体側のハブ周りが錆びているとPCD変換がうまく入らない場合があります。
この時、無理やりやるとPCD変換が外せなくなります。
紙ヤスリやインパクトドライバーを使ってハブ周りを綺麗にしてから取り付けるようにしましょう。
面倒ですが、あとあとスペーサーが外れないともっと面倒です。
無事にSSRのPCD114.3のホイールが装着出来ました。
ホイールナットだけは、別途で用意する必要があります。
あまり内掛けのナット使っている方見ませんが、ホイールに間違って傷ついたりし難いのでおすすめです。(個人的に好き)
BMWのPCD変換を購入時に注意すること
BMW車に変換スペーサーを使おうと考える方は多いと思います。
変換スペーサーを購入する際は【ハブ径】に注意して下さい。
PCD120から114.3の変換スペーサーを調べると、たくさんの商品が出てきますが、大半の商品はレクサス車用です。(LS)
レクサス(LS)用の変換スペーサーでもPCDが同じならいいじゃんか!って思うかもしれませんが、BMW車には使えません。
2つのハブ径を比較
- レクサス(LS) 60ミリ
- BMW 72.6ミリ
レクサスのハブ径の方が小さいですよね?ということはレクサス用の変換スペーサーを買ってしまうと、BMWのハブには入らないのです。
購入時は、レクサス用では無く、BMW車用の購入をしましょう。
BMWにPCD変換を使う3つのメリット
これからPCD変換を購入しようかと思っている方に向けて、BMWにPCD変換を使うメリットを簡単にお話しておきます。
- ホイールの選択肢が増える
- ホイールが高値で売れる
- PCD変換も高く売れる
PCDを120から114.3にすることで、ホイールの選択肢は確実に増えます。
これは新品ホイールも中古のホイールにも当てはまることです。国産車向けに作っている【ワークやSSR】などをはじめとする多くのホイールには120のピッチが用意されていない…
オーダーで作ってくれたとしても、高い。
しかも、購入時はオーダーだから高いのに、売る時は値段が付きにくいです。だって需要ないし、高く売れませんからね。
PCD変換って結構金額が高いから、購入を迷う方も多いと思いますが、ヤフオクやメルカリの取引履歴を見ると結構高値で売買されています。
つまり、高いけどリセールバリューも良いです。
あまり中古品が出回らな上に欲しい方が多いので、値段が付くのでありがたいですね。
まとめ
BMWにPCD変換スペーサーを使う事で、ホイールの選択肢が増える上、ホイールを手放す時もホイールの値段が付くのでおすすめです。
PCD変換を使う事で、ホイールのオフセットが稼げなくなってしまうデメリットもあるので、その辺は考え方次第ですが…。
重複になりますが、PCD変換を購入する際は、【ハブ径】をしっかり確認しましょう。
間違ってレクサス車用を購入しないようにね…。
それでは。
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