車高調は自分の好きな車高に調整できる便利なパーツです。
ですが、【車高の上げすぎ】には注意が必要です。
上げすぎてしまうと、最悪の場合走行中に車高調のブラケットが外れてしまう恐れがあるのです。
そこで、この記事では車高調は一体どのくらいまでなら車高を上げていいのか?そんな議題について解説していきます。
車高調を上げすぎるとどうなる?
車高調を上げすぎるとどうなるでしょうか?
結論は以下のような、2つのトラブルに繋がる恐れがあります。
- 車高調のブラケットが外れる
- 車高調のネジ山破損
冒頭でもお伝えしたとおり、車高調は車高を上げすぎると、走行中に車高調が外れてしまう場合があります。
車高調のブラケット外れた状態で無事帰宅
キツくロックしておきます pic.twitter.com/4rhiQ7vVYK— おしりゅこ🦌 (@shiryujack07) 2019年3月31日
車高調のロックシートが緩み、車高調の長さが変わる事はあり得ない話ではありません。
また、ブラケットが外れるだけではなく、車高調のネジ山部分の負担が大きくなり、ネジ山が破損してしまう場合もあります。
ネジ山の掛かりが少なければ少ないだけ、ネジ山に掛かる負担は大きくなります。
どちらのトラブルにも共通して言えるのは、重大な事故に繋がったり、車高調が壊れてしまいます。
そんな理由から車高調の上げすぎには注意しましょう。
車高調はどこまで車高を上げていい?
車高調で車高を上げすぎてはいけないよ!と言われても一体どこまでだったら上げてもいいの?
そんな疑問を持つ方は少なくありません。
車高の上げ幅の限界はタップ(ネジ山)の噛み込み量で測る事が可能です。
車高調のネジ山がブラケットにどれだけ入り込んでいるか?この数値を目安に車高を上げます。
この数値の目安は、サスペンション構造によって異なります。
- ストラット車 50ミリ
- マルチリンク 20ミリ
※ブリッツメーカー推奨値
1度、車高調からブラケットを外した状態で、カートリッジの端から目安数値を測り、そこを基準にブラケットを組み込みましょう。
イマイチどこの寸法か分からない方は、こちらの画像を確認してみて下さい。
車高を目一杯上げる場合はこの数値をよく確認しながら調整するようにしましょう。
まとめ
車高調を目一杯上げる際は、ネジ山の噛み込み量に注意して車高を上げましょう。
- ストラット 50ミリ
- マルチリンク 20ミリ
※ダブルウィッシュボーンも20ミリ
車検などのタイミングで、車高調を目一杯上げるタイミングがある方も多いと思います。
そのような場合は気にしてみて下さい。
それでは。
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