車高調レンチを無くしてしまって買い直したいけど、サイズが分からない…
そんな声を耳にする事は珍しくありません。
実際のところ、ネットを探してもあまりレンチサイズの選び方って情報が出回って無かったりします。
そこでこの記事では、車高調レンチの選び方について解説していきます。主にサイズに関する話です。
車高調レンチの適合サイズの測り方
車高調レンチを無くしてしまって買い直すという方は、自分の車高調に使われているロックシートやスプリングシートのサイズを計測します。
ロックシートやスプリングシートの直径を測る際には、切掛けを対角線上に数値を測ります。
円状のものを測る時にはノギスを使いましょう。
たまに定規等で測っている人がいますが、あれでは数値がズレてしまう事も…
安いヤツで充分ですので、1つ買っておく事をお勧めします。
僕が使っているやつもやーーっすいプラスティックのおもちゃみたいなノギスですが何の不便もありません。
ちなみにこれです。
話が脱線しましたが、ロックシートの直径を測ったら、後は車高調レンチの商品説明を見て適合するものを選びます。
こんな感じで【適応寸法】が記載されています。
この車高調レンチは直径75ミリ〜80ミリのロックシートに使えますよ〜。という意味になります。
車高調レンチの選び方
これから車高調レンチを購入するのであれば、ラチェットを使う事が出来るタイプの車高調レンチがお勧めです。
車高調レンチをよく見ると、正方形の穴が空いているタイプの商品があります。
この正方形には…
このようにして、ラチェットを装着する事が可能です。
ラチェットを装着する事で、回しずらい(力が掛けにくい)車高調レンチも簡単に回す事が出来ます。
そのため、緩めるのも締めるのも楽に作業する事が出来ます。
ここの正方形は大体【1/2】のサイズである事が多く、一般的なラチェットサイズは【3/8】なので、変換を持っていない方は合わせて買っておくといいでしょう。
変換アダプタは数100円で購入可能です。
どうやら、【1/2】のサイズと【3/8】のサイズ両方を兼ね揃えた優れものもあるみたいです。
汎用性の高い車高調レンチもある
色々なサイズのロックシートを、1つの車高調レンチで全て回したい…
そんな方もいらっしゃると思います。
そんな方には、汎用性に優れたこのような車高調レンチがお勧めです。
このようなタイプなら、よく見かける車高調レンチとは違い、爪の部分が可動することによって、幅広い直径のロックシートに対応する事ができます。
とは言え、対応キャパは絶対にありますので、事前にロックシート側の寸法を把握したうえで購入しましょう。
まとめ
車高調レンチのサイズが分からなくて困っている方は、車高調のロックシートやスプリングシートの直径を測って、それに適合するサイズの車高調レンチを購入しましょう。
サイズさえ、合っていればどこのメーカーの車高調レンチでも使用可能です。
サイズを測るのが面倒だ…
そんな方は、お近くのアップガレージを訪ねてみるのも1つの手だと思います。
店舗やタイミング次第ですが、中古の車高調レンチが安く大量に販売されている事もあります。破格で購入できる中古品の車高調レンチなら、最悪複数買うのもそれほどお財布に大きなダメージは与えないと思います。
それでは。
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