先日、50カムリの車高調を純正に戻して欲しいとお願いされ、車高調から純正ショックの交換作業を行いました。
すでに車高調が組み込まれている車体ですが、作業手順を逆再生し車高調取り付け方法を紹介していきます。この記事では、フロント車高調の取り付けについてお話ししていきます。
▪️リア編はこちら
※あたかも、車高調を取り付けているかのように紹介していきますが、実際にやっている作業は、取り付けられている車高調を純正ショックに戻しております。
使う工具
- スピンナーハンドル
- ラチェット
- ソケット(10、12、14、19、21、22)
- メガネレンチ
【50カムリ】フロント車高調取り付け
カムリのサスペンション構造は、ストラットになるのでそれほど難しい作業ではありません。言ってしまえば、軽自動車の車高調を取り付けるぐらいの難易度です。
- ジャッキアップする
- ブレーキホースを外す
- スタビリンクを外す
- ストラットとナックルの固定ボルトを外す
- アッパーマウントの固定ボルトを外す
- 逆の手順で車高長を取り付ける
ジャッキアップポイントについては、こちらの記事をご覧下さい。
まず初めにストラットに固定されている、ブレーキホースとABSセンサーを固定するボルト(12ミリ)を外し、スタビリンクを外しておきます。(17ミリのボルト)
スタビリンクは、交換せずそのまま使用するのであれば、上側(ストラット側)だけ外しておけばOKです。
あとはナックルの固定ボルト2本と、アッパーマウントを固定している3本のナットを外せば、純正ショックが外せます。
- ナックル固定ボルト 22ミリ
- アッパーマウント 14ミリ
アッパーマウント側の写真を撮り忘れましたが、ボンネットを開けるだけアクセス可能です。3本ある内の、一番奥側(フロントガラス側)のナットだけ工具がカウルトップに干渉するので、クリップを数個外して浮かせながらナットを脱着しました。
※カウルトップの下にナットが隠れている訳では無いので、使用する工具次第では、カウルトップとの干渉は避けられそうです。
純正ショックが外せたら、逆の手順で車高調を組み付けてやればOKです。
まとめ
サスペンション構造がストラットなので、それほど難しい作業では無いと思います。
カムリはFFなのでフロントの車高調を取り付けたり、純正ショックを取り外す際、ナックルを手前に倒し過ぎてドライブシャフトを抜いてしまわないように注意です。
※そうそうドライブシャフトが抜けるようなことにはなりませんが….。
かなりざっくりとした説明しかしていませんが、こちらの記事で車高調取り付けに関する基礎的な話をしています。興味がある方はこちらの記事も合わせてご覧下さい。
取り付け後の車高調整については、こちらの記事をご覧下さい。
それでは。
▪️リア編はこちら
▪️関連記事はこちら