モンキーのホイールをワイドにして、タイヤを引っ張っているんだけど、空気圧はどのぐらい入れれば良いですか?
先日、このような質問を頂きました。
そこでこの記事では、モンキーの引っ張りタイヤはどのぐらい入れれば良いのか?というテーマでお話ししていきます。
純正の空気圧はどのぐらい?
まず初めに、モンキー純正のタイヤサイズの場合の適性空気圧は以下の通りです。
- フロント 1.00kgf/c㎡
- リア 1.25kgf/c㎡
年式によって多少の差はありますが、純正のホイール、タイヤの場合は適性空気圧はこの程度です。
【モンキー】引っ張りタイヤの空気圧
ここからが本題です。引っ張りタイヤの空気圧は、人によって入れる量が変わりますが、ここでは1つの目安を紹介していきます。
引っ張りタイヤを組む際の空気圧は以下の通りです。
- 4J 2.00kgf/c㎡
- 5.5J 2.50kgf/c㎡
- 6J 2.70kgf/c㎡
あくまでも1つの目安に過ぎませんが、空気圧は3キロ未満に抑えるのが、理想です。3キロ程度ぐらいの空気圧であれば、空気圧の入れ過ぎによるトラブルは発生しません。
昔、製作したシャリーの時には、3キロオーバーの空気圧で走行しておりましたが、ノントラブル。
上の数字は、僕自身が引っ張りタイヤを組む際に入れる、空気圧です。他の人に比べると、もしかしたら少し空気圧は高めに設定する方かもしれません。
1つだけアドバイスをすると、新品のタイヤを組み込んだ直後は、空気圧をパンパンに張った状態で、しばらく放置しておくのがお勧めです。5.5Jクラスのホイールサイズの場合、僕は3.5キロ程度の空気圧を入れて、1週間ほど放置します。
これはモンキーの引っ張りタイヤに限らず、車の引っ張りタイヤでも常にやっていることですが、これをやることでタイヤに引っ張り癖が早く付くため、ビート落ちのリスクヘッジに繋がります。
空気圧を入れ過ぎると…
あまりにも空気圧を高くし過ぎると、以下のような症状が発生する恐れがあります。
- 走行中に車体が跳ねる
- ホイールが歪む(曲がる)
あまりにも空気圧を入れ過ぎてしまうと、タイヤが地面からの衝撃を吸収出来ない状態になってしまうため、段差時の衝撃をホイールがモロに受けることになります。
モンキーのホイールはそこまで丈夫なものではありませんし、素材も薄いアルミなので、歪んでしまう恐れがあります。
特に、太足を組む人は車高も低く、サスペンションのストロークもまともに取っていない人が大半だと思うので、尚更そのリスクは大きくなりますので、注意が必要です。
まとめ
モンキーの引っ張りタイヤを組む際の、空気圧の目安は以下の通りです。
- 4J 2.00kgf/c㎡
- 5.5J 2.50kgf/c㎡
- 6J 2.70kgf/c㎡
新品タイヤを組む時には、この数字よりも気持ち多めに入れて、時間の経過とともに空気圧を下げていくことをお勧めします。モンキーのホイールの場合は、合わせホイールになるので中にチューブが入るため、滅多にビート落ちすることはありませんが、可能性はゼロではありません。
空気圧を上げて、タイヤにクセ付けしてやることで、ビート落ちのリスクヘッジに繋がります。
それでは。
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