先日、ムーヴを次のオーナーに引き渡す際、これを付けてください。と社外品のホーンを持参してきましたので、ホーンの交換作業を行いました。
そこでこの記事では、L175ムーヴのホーン交換方法(取り付け場所)について少しお話ししていきます。
▪️今回取り付けたホーン
使う工具
- ラチェット
- ソケット
- 内張外し
- プラスドライバー
- 電工ペンチ
ホーンの交換に伴い、フロントバンパーの脱着作業が必要になるため、バンパーを外すための工具も必要です。
【L175S】ムーヴのホーン交換
ホーンの交換作業は以下の手順で行います。
- フロントバンパーを外す
- 純正のホーンを外す
- 配線を加工する
- 社外ホーンを取り付け、配線を繋ぐ
フロントバンパーの外し方については、こちらの記事をご覧下さい。
純正ホーンを外す
ムーヴの純正ホーンは、コアサポート(運転先下側)に固定されています。固定用のボルトは、12ミリです。
ボルトを外したら、ホーンに繋がっているカプラー1本を外せば、ホーンの取り外しが完了です。
純正ホーンの場合は、取り付け部分がアースになっているので、純正の配線は1本しかありません。
配線を加工する
ホーンのメーカー(今回ならMITSYBA)から取り付け用のハーネスキットも販売されていますが、今回は配線を新たに作り、取り付けしています。
配線加工がややこしいと感じる方は、ホーンと同メーカーから販売されている取り付けハーネス(別売り)を購入すれば手間を省けます。
- 純正の配線を分割
- 平端子を繋いでホーンに1本ずつ繋ぐ
- アース端子を繋いだ配線を分割
- 平端子を繋いでホーンに1本ずつ繋ぐ
これでホーンの配線加工と接続が完了です。
少々ややこしく感じる人もいるかもしれませんが、何も難しいことはありません。
純正ホーンに接続されていた配線を2本に分岐させ、【高音側のホーン】と【低音側のホーン】にそれぞれ繋ぐ。アース用の配線を新設し、コアサポート周りのボルトに共締めし、その配線をもう一度分岐させ、またそれぞれのホーンの端子に接続すればOKです。
イマイチ理解出来ない人向けに、より詳しくこちらの記事で解説しています。
取り付け場所はこんな感じ。
上側のホーン固定部分に関しては、写真の状態だとバンパーグリルと干渉してしまったので、長めのボルトを用意し、【ボルト→コアサポ→15ミリのカラー→ホーンの固定ステー→ナット】の順番で固定し、完結しました。
※車体の内側にホーンが寄るように。
配線はなるべく遊びを作らないように、長さを調整しつつコアサポートの隙間に配線を通し、配線が遊んでしまわないようにしておきました。
宙ぶらりんの状態で取り付けてしまうと、エアコンベルト等に巻き込まれる恐れも無きにしも非ず。そこだけ注意です。
配線加工に関しては、こちらの記事をご覧下さい。
まとめ
特別難しい作業はありませんが、配線の加工で戸惑う人もいるかもしれません。
純正のホーンは高音と低音で分かれていないので、1つしかホーンが無いです。加えて、純正ホーンにはアース線が存在しない。そのため、配線を分岐させるとともに、アース用の配線を新規で用意する必要もあります。
そこだけ理解出来ていれば、ホーンの交換作業はとても簡単に行うことが可能です。
それでは。
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