先日購入してきたMH21S(22S)に車高調の取り付けを行いました。
そこでこの記事では、MH21Sのフロント車高調取り付けについて解説していきます。
▪️リア編はこちら
使用する工具
- ラチェット
- ソケット(10、12、17ミリ)
- スピンナーハンドル
12ミリのソケットに関しては、ディープソケットじゃないと使い物になりません。(アッパーマウントの固定部分。)
【MH21S】フロント車高調取り付け
フロント車高調の取り付け手順は以下の通りです。
- ジャッキアップする
- ナックルの連結ボルトを外す
- ブレーキホースの固定ボルトを外す
- アッパーマウントの固定ボルトを外す
- 車高調を取り付ける
ジャッキアップに関しては、こちらの記事をご覧下さい。
まず始めに、ナックルを連結するボルトとブレーキホース、ABSセンサーを固定するボルトを全て外しておきます。
- ナックル連結部 17ミリ
- ブレーキホース 12ミリ
- ABSセンサー 10ミリ
※左右とも外すボルトは全く同じです。
次にボンネット側からアッパーマウント部を固定するボルトを2本外します。運転席側に関しては、そのままボルトにアクセス可能ですが、助手席側にはコンピューターが固定されているので、まずそれを横にズラしておきます。
画像の赤丸部分のボルト2本を外し、コンピューターを引っ張り出し左側にズラすイメージです。
ボルトサイズは10ミリ。
元に戻す際には、奥側にピンがあるので、そこにはめ込みボルトを固定すればOKです。
これでボルトへのアクセスが可能ですので、アッパーマウントを固定するボルト2本(12ミリ)をディープソケットを使用し、外してやればストラットが引き抜けます。
あとは逆の手順で車高調を取り付けるだけ。
アッパーマウント側を先に固定し、ロアアームにジャッキを掛けて、ナックル位置と車高調のブラケット位置を合わせてボルトを2本差し込みます。
これでフロント車高調の取り付けが完了です。
今回、キャンバーボルトの取り付けとドライブシャフトの逃げ加工をセットで行いました。今回使用した車高調には、調整式のピロアッパーマウントではない為、ローダウン時のポジキャン対策として、キャンバーボルトを導入しておきました。
▪️使用したキャンバーボルト
▪️キャンバーボルトの取り付け方法はこちら
ドライブシャフトの逃げ加工に関しては、干渉するか分かりませんでしたが、ストラットが外してある状態じゃないと加工しずらいので、この際削っておきました。
※今回の車高なら削る必要全くありませんでした。
まとめ
使用する工具も少ないし、作業内容もそこまで多くないので軽自動車の車高調取り付けは、初めて車高調を取り付ける方なんかには打って付けの練習材料になると思います。
強いて言うなら、アッパーマウントの固定部ナットを脱着するのに、ディープソケットが必要になるぐらいかと思います。
▪️リア編はこちら
それでは。
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