先日、購入してきたMH21Sですが、エンジン始動時にセルモーターからの音がおかしい…。
スズキ車によくある、変な音が出ています。
とりあえずエンジンは掛かるのですが、気持ちが悪いのでセルモーターの交換を行いました。そこでこの記事では、セルモーターの交換方法について紹介していきます。
使用する工具
- プラスドライバー
- クリップ外し
- ラチェット
- ソケット
- プーラー
今回、セルモーターを交換するにあたって使用した工具は、上の画像に写っているものが全てです。
【MH21S】セルモーターの交換方法
セルモーターの交換手順は以下の通りです。
- ジャッキアップする
- バッテリーのマイナス端子を外す
- エンジン上の部品をひたすら外す
- セルモーターの配線を外す
- セルモーターの固定ボルト2本を外す
- セルモーターを引き抜く
- 新しいセルモーターを取り付ける
ジャッキアップに関しては、こちらの記事をご覧下さい。
ちなみに今回、セルモーターから出ていた異音はこんな音です。交換後の比較動画もセットにしておきました。
バッテリーのマイナス端子を外す
セルモーターには、バッテリーから直で来る配線があるため、バッテリーのマイナス端子を外した状態で作業します。
外しておかないと、工具等が金属部分に触れた瞬間に通電してしまうので危険です。
エンジン上の部品をひたすら外す
セルモーターの固定ボルトは2本ともエンジンルーム側(上側)からアクセルするので、エンジン周りの外せる部品を外しておきます。
主にエアクリーナー周りの部品ですね。
まずはエアクリーナーの蓋を外します。プラスドライバーで締め付けバンドを緩めて、蓋を固定している金具を持ち上げると外せます。エアクリーナーのカバー裏にホースと、カプラーがあるので、それも忘れずに取り外しておきます。
ここまでバラせばOKです。
※イグニッションコイル上のカバーが外れていますが、それは別件なので気にしないで下さい。
セルモーターの配線を外す
上側の部品を外したら、車の下側に潜ってセルモーターに繋がる配線を2本外します。
- 下側 ハマっているだけ
- 上側 12ミリのナット
バッテリーから来ているB端子側は、カバーを持ち上げ12ミリのナットを外すと配線を外す事が可能です。
もう1つの配線は引っ張るだけで外す事が可能です。
セルモーターの固定ボルト2本を外す
セルモーターの配線を外したら、エンジンルーム側に戻って2本のボルトを外します。
2本ともかなりスペースが狭いですが、ラチェットを使って上側からボルトにアクセスします。
▪️上側のボルト
▪️下側のボルト
特に下側のボルトは目視での確認が難しいので手探りで、ボルトを探します。ボルトが助手席側から入っているため、下側からアクセスすることも出来ないので仕方ありません。
セルモーターを引き抜く
セルモーターを固定している2本のボルトが外せたら、セルモーターを上側から引き抜くような形でセルモーターを外します。
下側からは抜けないような気がします。
新しいセルモーターを取り付ける
後は逆の手順で新しいセルモーターを取り付ければOKです。外した時と同様に、エンジンルームの上側から、セルモーターを落とし込むようなイメージで取り付け位置まで持っていきます。
ボルト2本を固定し、配線を連結。エアクリーナー周りの部品を戻せば作業が終わりです。
まとめ
かなりスペースが狭く、作業しづらいですが、ボルトの位置を把握しておけばそれほど難しい作業ではないと思います。
固定ボルトがほぼ手探りのみで探す必要があるため、そこに苦戦する方も多いかもしれません。
自分で出来そうにないようであれば、車屋さんに依頼することをお勧めします。
▪️今回使用したセルモーター
社外品の新品もありますが、今回はリビルト品を使用しました。コア返却は不要でしたので、鉄ゴミにて処分します。
それでは。
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