エンジンオイルの交換をするんだけど、ドレンワッシャーを購入するのを忘れた…。ドレンワッシャーって再利用しても大丈夫?
こんな疑問を持たれる方も少なくありません。
そこでこの記事では、ドレンワッシャーの再利用についてお話ししていきます。
ドレンワッシャーって再利用しても大丈夫?
結論からお伝えすると、ドレンワッシャーの再利用は1、2回程度であれば大丈夫。なケースが多いです。
ちなみにこちらのドレンワッシャーは、先日購入した車のドレンワッシャーですが、オイルを購入しに行ったホームセンターにドレンワッシャーが無かったので再利用しました。
アルミ製のドレンワッシャーを使用していて、規定トルク内で締め込んであればそれほど変形も見られず、オイル漏れを起こさないケースがほとんどです。
あくまでも、絶対大丈夫という保証はありません。ドレンワッシャーが変形していたりすると、オイル滲みが出来たり、オイルが漏れてくるリスクもあります。
ドレンワッシャーを確認し、あまりにも変形が酷い場合には再利用は辞めておいた方が良いと思います。
原則として、オイルドレンワッシャーは再利用しない部品なので、その都度交換するのが基本です。
もし、ドレンワッシャーの用意が出来ておらず、ドレンワッシャーを再利用する場合は、ドレンワッシャーを反対の向きで取り付けておくと、オイル漏れのリスクを少しだけ減らすことが可能です。
ドレンワッシャーの素材にもよる
ドレンワッシャーには、2つの素材があります。
- 銅ワッシャー
- アルミワッシャー
アルミワッシャーの場合は、1回や2回使用したぐらいでは、変形しない場合が多いですが、銅ワッシャーの場合はすぐに変形してしまいます。
そのため、銅のドレンワッシャーを再利用すると、オイル漏れの原因になりやすいので注意が必要です。
少々余談ですが、当たり面の少ないドレンワッシャーを何度も再利用していると、ドレンワッシャーが食い込み、ドレンボルトから外すのが大変になります…。
何度か中古で購入してきた車で経験がありますが、ドレンワッシャーを外すのに無駄な時間が掛かるので、面積が狭いタイプのドレンワッシャーも再利用しないほうが良いと個人的に思います。
まとめ
オイルドレンワッシャーは原則としては、オイル交換毎時に新品に交換するのが基本ですが、1、2回程度であれば再利用してもオイルが漏れないことが多いです。
ただし、ドレンワッシャーの素材や変形の度合いによっては、オイル漏れのリスクが伴いますので注意が必要です。オイル漏れを警戒するあまり、オーバートルクで締め込んでしまうとドレンボルトのネジ山がダメになる可能性があるので、そっちも注意です。
特にアルミ製のオイルパンを使用している車なんかは…。
それでは。
▪️関連記事はこちら