モンキーとゴリラって何が違いますか?フレームも違うのですか?
先日、このような質問を頂きました。
そこでこの記事では、ざっくりとしたモンキーとゴリラの違いについて紹介していきます。
基本的には、タンクの形状が違うぐらいで使用している部品や使える社外部品は同じです。
【ホンダ】モンキーとゴリラの違い
モンキーとゴリラの大きな違いは言うまでもありませんが、タンクの形状が異なります。
- モンキー 5Lタンク
- ゴリラ 9Lタンク
その他に関しては、小さな違いはあるものの、基本的には同じ部品を使用しているものが多いです。エンジンも同じ部品が乗っているし、足回り(フロントフォークやスイングアーム、ハブ周り)も基本的には同じです。
※年式の違いはあるかもしれませんが。
▪️大きな違い
- タンクの形状
- ハンドル形状
- シートの形状
タンクの形状が違うため、タンクの取り付け位置が異なるため、シートの取り付け位置がゴリラの方が後方にズレています。そのため、モンキー用とゴリラ用でシートステーの形状が異なります。
社外シートの多くは、モンキーでもゴリラでもシートの取り付けが出来るように、取り付け位置が2ヶ所用意されているシートも多いです。
ハンドルの形状に関しては…
- モンキー くるくるハンドル
- ゴリラ 一体式のハンドル
純正のゴリラにはくるくるハンドルが採用されていません。
ただ、基本的にはトップブリッジ周りは同じ部品が使用されているので、くるくるハンドルに変更することが可能です。くるくるハンドルが装着されているゴリラも多いですが、あれはモンキー用のくるくるハンドルを移植しているケースですね。
フレームは同じ
基本的に、モンキーもゴリラも同じ部品を使い回しているものが多く、メインでもあるフレームも同じ部品が使用されています。
そのため、ゴリラを購入してもモンキーのタンクに交換出来るし、モンキーにゴリラのタンクを乗せることも可能です。
先ほども紹介したように、シートの固定位置を前後させる必要があるため、シートの変更が必要になるケースがあります。(純正シートはそのまま使いないと思います。)
ただし、これはあくまでも5Lモンキーとゴリラの比較をした場合に限ります。4Lモンキーの場合は、ゴリラのタンクをそのまま乗せることは出来ませんので注意です。
タンクブラケットを溶接にて取り付けすれば、4Lモンキーのフレームもゴリラタンクを乗せることは可能ですが…。
まとめ
モンキーとゴリラは、タンクを中心にデザインが異なるだけのバイクなので、多少の違いはあれど、基本的にはどちらの部品も取り付けることが可能です。
フレーム形状はまんま同じなので、ゴリラをモンキーに変更することも出来るし、モンキーをゴリラに変更することも可能です。
それでは。
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