先日、次の通勤車となるスズキのワゴンRを購入してまいりました。
これから色々な作業を行う中で、何度もジャッキアップをする機会があると思うので、先にジャッキアップポイントやリジットラックの掛け方を紹介しておきます。
同年式のスズキ車であれば、大体のどの車も同じですね。
MH21Sのジャッキアップポイント
早速、MH21Sのジャッキアップポイントについて解説していきます。
- フロント
- リア
それぞれ分けて、画像付きでお話します。
フロント
- サスペンションメンバーの中心
- メンバー両端の丸ポッチ
フロントをジャッキアップする際は、メンバーにジャッキを掛けて車を持ち上げます。
中心で持ち上げる際には、サスペンションメンバーの中心にエンジンマウントが固定されているので、丁度その真下をジャッキで支えるイメージです。
※画像には、映っていませんがバンパーの丈が長くて奥までジャッキが入らなかったのでスロープに乗せてます。
片側ずつジャッキアップしたい際には、上の画像のようにメンバーの両脇にある丸い出っ張り部分にジャッキが掛けられます。
小さめのジャッキを使用する場合は、こっちに掛けた方が作業しやすいかもしれません。
リア
リアは、バンパーのすぐ裏手にある、牽引フックでジャッキアップします。
バンパーの中を覗き込むとすぐに確認可能です。
ラテラルロッドがすぐ近くにあるので、ジャッキアップする際に引っ掛けないよう注意です。
メーカーによっては、アクスル(フォーシング)でのジャッキアップを禁止している場合もありますが、スズキの場合はアクスルがジャッキアップポイントになっています。
- 4WDの場合はデフ
- 2WDの場合はアクスルの中心
あとはジャッキアップポイントにはなっていませんが、トレーリングアームの付け根でも持ち上げられます。
あえてここでジャッキアップすることはありませんが…。
リジットラックの掛け方
リジットラックの掛ける場所に関しては、フロントもリアも同じです。
- サイドシル
- フレーム
サイドシル部分の切掛け(4ヶ所)にリジットラックを掛けるか、車体の両側を走るフレーム部分に掛けるかの2択です。
スズキ車の場合は、よくある切掛けがあるタイプではなく、ジャッキアップ用にフックのようなものが用意されています。頑丈なので、曲がったりしなくてこのタイプは良いですね。
間違ってフレームのミミにジャッキを掛けないように注意です。
まとめ
※ワゴンRの取扱説明書の一部を写真に押さえておきました。
基本的にはメーカーがジャッキアップに指定している箇所ににジャッキを掛けるのが無難です。
リアの牽引フックは、大きめのガレージジャッキじゃ無いと上がりきらないかもしれませんね。
そこだけ注意です。
ジャッキアップに不安がある方は、こちらの記事をご覧ください。
それでは。
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